17/09/2026
【第24回 クロメ会 レポート】
◆2026年9月12日(土)13(日)於:茨城県常陸大宮市
◆主催:NPO法人 壱木呂の会
◆参加者 78名(会員49名ビジター29名)
毎年9月開催の「クロメ会」は、自分が使う漆の「クロメをやる」人だけでなく、漆芸関係・木工関係・漆の植栽や漆掻きをするなど、他業種の方が集う場となっています。
年を重ねるごとに、参加者同士の交流が活発となってきている稔り多き会です。
特に、今回は、京都の堤淺吉漆店・堤卓也さんをお招きしたこともあり、ナヤシとクロメ作業をした人達にとっては、特別な時間となりました。
また、令和6年能登半島地震で「被災された会員への支援」の取り組みとして、費用を当会負担で、クロメ会にご招待しています。今年は正会員2名の方にお越し頂きました。
「能登の近況・輪島塗業界の現状」のお話は、あらためて参加者各々が、復興に関心を寄せるきっかけとなりました。当会では、引き続き輪島と繋がりの中で、支援の在り方を考え続けていきたいと考えています。
他、クロメ会当日の内容は、下記にまとめました。
(写真撮影:当会広報スタッフ)
令和8年9月17日
NPO法人壱木呂の会 広報グループ
★クロメ会 実施内容★
<1日目>
・正会員の方がご自身で使う漆のクロメ作業。当会名誉会長・漆芸家 本間幸夫先生、堤淺吉漆店・4代目堤卓也さんからのアドバイスを受けながら。
・輪島からお招きした秋山さんと塩多さんより、輪島のお話。
・毎回恒例の「漆染め」「漆掻き 実演見学と体験」
・夜は、宿泊先にて懇親会。
<2日目>
・午前の部
奥久慈漆の植栽取り組みを30年ほど続けている神長氏(当会及び奥久慈漆生産組合 顧問)の案内による漆畑見学。※分根苗畑と優良苗の話
各地で植栽をしている方々にとって貴重な話が多く、熱心に質問をする参加者の姿が印象的な時間
となりました。
・午後の部
京都から堤淺吉漆店・4代目堤卓也さんをお招きしての講演会。
「きれいな地球とともに、漆文化を次世代に」というテーマで、漆の精製・卸・小売などを行う業者として、取り組んでいる事をお話頂きました。
漆を入口に「自然・人・文化」が共に生きる未来についてという枠でのお話に、多くの参加者が共感している様子でした。
以上