04/04/2026
GIST治療薬のRipretinib(リプレティニブ)について、2026年3月26日付で小野薬品工業株式会社が国内承認申請を行ったという発表がありました。
https://www.ono-pharma.com/ja/news/20260326.html
GISTの4次治療以降で使える薬として、海外ではすでに承認されている治療選択肢です。。(2020〜)
今回の申請は、海外データを用いた公知申請に近い形で進むと考えられており、審査の見通しについては以下の根拠が示されています。
- オーファンドラッグ指定:優先審査の対象
- 未承認薬検討会議で「医療上の必要性が高い」と判断:海外データ中心の審査が可能
- 国内追加試験の必要性が低い:症例数が限られ、海外第3相試験の結果が明確
これらを踏まえると、短ければ6〜9か月程度で承認に至る可能性が見込まれています。
海外の第3相試験(INVICTUS)では、Ripretinibはプラセボと比較して 無増悪生存期間(PFS):6.3か月 vs 1.0か月 という大きな改善が示されており、4次治療薬以降の重要な選択肢となっています。
私達GISTERSは、1次治療薬から4次治療薬までの早期承認を後押ししてきましたが、「次の治療がある」ということが、患者さんやご家族にどれほど大きな安心をもたらすかを強く感じてきました。
治療選択肢が増えることは、その人の生活や未来の選択肢が広がることでもあります。
必要としている方に、一日も早く届きますように。
これからも、情報を丁寧に追いながら、わかりやすく共有していきたいと思います。