27/07/2026
Manual Commons Talk 02_11-1_260826
2026年、都市・建築・運営・工法を取り巻く現在地とこれからについて、「マニュアル・コモンズ」というテーマを定めてオープンに議論するシリーズを開催します。
□Manual Commons Talkとは
空間に対する主体性が喪失されている現代の都市・建築。
その代償として私たちは不自由さと過大な隠蔽コストを負わされています。
イヴァン・イリイチはこうした状況に警鐘を鳴らし「コンヴィヴィアリティ(自立共生)のための道具」という概念を提唱しました。
その現代的な実践としての「マニュアル・コモンズ」について考えたいと思います。それは一眼レフやマニュアル車のように、使い手がその仕組みを理解し、自ら操作し、チューニングし続けることで成立するような、自立共生的な道具としての建築・都市のあり方です。
ゲストの成功事例を「How to/正解」として聞きにくるレクチャーではなく、「マニュアル・コモンズ」というまだ見ぬ新しい概念をゲスト/ホスト/参加者が対等に話し探求するオープンゼミのような場として開放します。
共通参考図書:『コンヴィヴィアリティのための道具』イヴァン・イリイチ 著
□第二回 「自律する公共」
ゲスト①:HAGISO 宮崎晃吉 HAGISO Inc.
ゲスト②:物井由香一級建築士事務所/ATO 物井由香
ホスト:Yosuke SAGOSHI Atelier 砂越陽介 YosukeSAGOSHIAtelier
日本における公共空間/建築は、どこか上から与えられた管理やサービスを消費するための場となってしまっています。しかし「公共空間」とは本来、そこに住む人々の自立共生が最も発現してくる場ではないでしょうか。第2回のテーマは、「自律する公共」です。
ゲスト①には、谷中を舞台に「最小文化複合施設」HAGISOや、街全体をホテルに見立てるhanareを展開する宮崎晃吉氏をお招きします。アルベルゴ・ディフューゾ(分散型ホテル)の仕組みを複雑な都市・谷中へと合体させ、多様な生活・起業・文化が混ざり合う自律的な都市生態系を編み直してきた実践から、これからの公共性のあり方を紐解きます。
ゲスト②には、中野の中心にひっそりと佇む能楽堂という伝統建築を、「カフェなかなかの」という誰もが開かれたインターフェースによって街の日常へと結び直す試みを続ける建築家の物井由香氏をお招きします。
□ このような方におすすめ
・建築・デザイン・不動産に関わり、既存の業界構造に違和感を持っている方
・自分の住まいやお店を、自律的に「ハック」したいと考えている方
・イヴァン・イリイチの思想や「自立共生(コンヴィヴィアリティ)」の実践に興味がある方
・「つくる」ことと「生きる」ことを一致させたい、すべての実践家
□ タイムスケジュール
18:40 開場
19:00 オープニング・趣旨説明
19:10 ライトニングトーク(宮崎氏 × 物井氏 × 砂越)
19:25 クロストーク
20:00 オープンゼミ(会場を交えた議論・質疑応答)
21:00 終了予定
主催:11-1studio(ジューイチノイチスタジオ) + Yosuke SAGOSHI Atelier
協力:アラウンドアーキテクチャー
#梅若能楽堂 #マニュアルコモンズ #オープンゼミ