16/03/2026
🤔「磁石にくっつかないのに、磁石のように働く❓」
次世代ITデバイスの鍵となる 「第三の磁性体」 の研究が進んでいます。
金属には鉄のような「強磁性体」と、磁石に反応しない「反強磁性体」が知られていますが、近年、そのどちらとも異なる新しい磁性体「交替磁性体(Altermagnet)」が注目されています。
2024年には科学誌「サイエンス」のBreakthrough of the Yearにも選ばれた注目の研究分野です。
KEK物質構造科学研究所では、中性子やミュオンを使った実験で、この交替磁性体の性質を検証し、
✅ マンガンテルル(MnTe)の特徴的な電子の振る舞いを観測
✅ 硫黄鉄(FeS)が室温で交替磁性体の性質を示すことを発見
✅ 有力候補だった酸化ルテニウム(RuO₂)は、交替磁性体ではない可能性を示す
といった成果を上げました。
交替磁性体は
⚡ 超高速
📦 高密度
🔋 低消費電力
の情報デバイス材料になる可能性があり、未来のIT機器の省エネ化を支える存在として期待されています。
👇 詳しくはこちら
高速・省エネデバイスに期待、「第三の磁性体」に加速器で迫る ー 交替磁性体か否か、その真偽を検証する
https://www.kek.jp/ja/topics/202603131400