ジャパンハート - Japan Heart

ジャパンハート - Japan Heart 「医療の届かないところに医療を届ける」をミッションに掲げる日本発祥の国際協力NGO。小児外科医 吉岡秀人 創設。

日本発祥の国際医療ボランティア団体です。

国際連合より、東南アジアの子どもたちの非感染症疾患による死亡減少への貢献が認められ、「UNIATF Award 2020」を日本で唯一受賞。さらに「ジャパンSDGsアワード」外務大臣賞受賞(2021)。


ミャンマー・カンボジア・ラオスといった発展途上国で無償で子どもの診療・手術を実施し、その数は年間約34,000件に上ります。


新型コロナウイルス感染症拡大においては、第一波の2020年4月に「#マスクを医療従事者に」プロジェクトを行い、クラウドファンディングで1万5千人の方から1億5千万円以上のご支援をいただき、200万枚以上のマスクを約700の医療機関に配布しました。現在、全国各地でのクラスター支援を実施中。

他にも、小児がんの子どもと家族の外出をサポートする「SmileSmilePROJECT」、僻地離島への看護師派遣「RIKAjob」など幅広く活動しています。

同じ妊娠26週でも、1人は看取り、1人は救命。その違いは何なのか——カンボジアで活動する、近澤助産師。普段活動しているポンネルー病院を離れ、クロッチュマー病院に滞在したなかで経験した、忘れられない2人の初産婦について話してくれました。---...
11/06/2026

同じ妊娠26週でも、1人は看取り、1人は救命。その違いは何なのか——

カンボジアで活動する、近澤助産師。普段活動しているポンネルー病院を離れ、クロッチュマー病院に滞在したなかで経験した、忘れられない2人の初産婦について話してくれました。

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1人目は推定体重約700g、骨盤位(逆子)。「蘇生は行わず、看取る」という方針がとられました。赤ちゃんは泣くことができず、私たちは心臓が自然に止まるのを静かに見守りました。体重610g、約2時間後に息を引き取りました。泣くことはできなかったけれど、ずっと心臓は強く動いていて——何もせず見ているだけの時間は、私にとってとてもつらいものでした。

翌日、同じ妊娠26週で来院した2人目は推定体重約1050g。羊水を拭き取る途中で「おぎゃ」と弱く声をあげ、助産師がすぐに処置へ。呼吸が安定し、NICUのある病院へ搬送しました。クベースのない救急車の中で抱きながら1時間以上の道のりを支え続け、搬送先で無事に治療が始まりました。

同じ週数でも結末が違った背景には、健康保険を持たず医療費を払えない人たちがいること、農村では妊婦健診が定着しておらず正確な週数がわからないこと、そのためエコーの推定体重をもとに判断せざるを得ない現状があります。

自分の考えを押し付けるのではなく、カンボジアの人たちと一緒に考え、この環境でより良いものを作り上げていきたい。ここでの毎日と出会いに感謝しながら、残りの滞在期間も全力を尽くしたいと思います。

助産師 近澤
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【6/25(木)オンライン開催!】
ーカンボジア駐在中の助産師による活動報告ー
現地の医療に触れながら、自分にできることを考えるきっかけとして、まずは話を聞いてみたいという方も、ぜひお気軽にご参加ください。
詳細はこちら☞https://japanvolunteer.org/event/midwife-reruitment-260625

#カンボジア #助産師 #海外医療

手術のその先へーミャンマーで始まったスピーチトレーナー育成ー2019年より実施してきたミャンマー口唇口蓋裂総合治療プロジェクト。コロナ禍や国内情勢の影響により一時中断を余儀なくされながらも、少しずつ歩みを進めてきました。そして今年度からは、...
10/06/2026

手術のその先へ
ーミャンマーで始まったスピーチトレーナー育成ー

2019年より実施してきたミャンマー口唇口蓋裂総合治療プロジェクト。コロナ禍や国内情勢の影響により一時中断を余儀なくされながらも、少しずつ歩みを進めてきました。そして今年度からは、新たな取り組みもスタートしています。

生まれつき口の天井(口蓋)に裂け目がある「口蓋裂」。この病気を持つ子どもたちは、空気を口の中にためて発音することが難しく、言葉が聞き取りにくくなることがあります。手術で裂け目を閉じた後も、正しい発音を学ぶ機会がなければ、誤った発音や話し方のくせが定着してしまうことも。そのため、スピーチトレーニングがとても大切です。

しかしこれまでミャンマーでは、口唇口蓋裂の治療は手術のみで終わってしまうケースがほとんどでした。手術後も、自分の話す内容を何度も聞き返されたり、人前で話すことに恥ずかしさを感じたりと、社会生活の中で困難を抱える子どもたちが少なくありませんでした。

そこで今回、言語聴覚士の高木亜紀先生をお招きし、スピーチトレーナーの育成をスタート。ミャンマー各地の病院で働く歯科専門看護師5名を対象に研修を実施しました。講義だけでなく手術見学も取り入れ、患者さんがどのような治療を受けているかを学んだり、手術前後の発音の違いを実際に確認したりと、実践的な内容を多く盛り込みました。

受講生からは、こんな声が上がっています。
「基礎知識から子どもとの関わり方まで幅広く学べ、有意義な時間でした。一方で、スピーチトレーニングには子どもの発達レベルを評価する知識も必要で、その難しさも感じました」
「日本のように頻繁な受診が難しいミャンマーでは、子どもたちにとって最も身近な存在である家族への指導も重要だと感じています」
こうした声は、今後のミャンマーにおけるスピーチトレーニングのあり方を考えるうえで、大きなヒントになっています。

ミャンマーの医療を取り巻く状況は、今なお厳しい状態が続いています。しかし私たちは立ち止まることなく、プロジェクトを前へと進めていきたいと思っています。それができるのは、現地の医療者が少しずつ力をつけてきたこと、そして「自分たちの手で何とかしたい」「患者さんにより良い医療を届けたい」という強い想いを持つ仲間が、共に歩んでくれているからです。

これからも現地の医療者とともに挑戦を続け、手術だけでは終わらない、子どもたちの未来につながる医療の実現を目指していきます。

#ミャンマー #口唇口蓋裂 #海外医療

【吉岡秀人医師が「安藤忠雄文化財団賞」受賞 】本賞は、世界的建築家の安藤忠雄氏が代表理事を務める同財団が、地球のあり方を問う諸問題に取り組む個人や団体から、毎年一名または一団体に対し授与するものです。これまで、アルピニストで富士山やエベレス...
09/06/2026

【吉岡秀人医師が「安藤忠雄文化財団賞」受賞 】

本賞は、世界的建築家の安藤忠雄氏が代表理事を務める同財団が、地球のあり方を問う諸問題に取り組む個人や団体から、毎年一名または一団体に対し授与するものです。

これまで、アルピニストで富士山やエベレストの清掃活動を続ける野口健氏(第1回)、アフガニスタンで医療・農業支援に取り組んだ中村哲医師(第2回)をはじめ、各界から著しい功績をもつ個人・団体が表彰されています。

吉岡秀人は、開発途上国の医療現場で多くの命と向き合ってきた長年の実績と、活動の継続・発展を見据えた組織づくりへの挑戦を評され、受賞に至りました。

6日(土)には、ザ ソウドウ東山京都(京都府京都市)にて「第12回安藤忠雄文化財団賞授賞式」が開催され、安藤忠雄氏より本賞が授与されました。

#ジャパンハート #安藤忠雄 #吉岡秀人

「みんなで試行錯誤して、改善していく」― カンボジア海外訓練レポート昨年からスタートした、災害対策・支援セクションの海外訓練。今年は4月・5月の2クール、計12名の参加者とともに実施しました。メインの活動は、ジャパンハートアジア小児医療セン...
08/06/2026

「みんなで試行錯誤して、改善していく」― カンボジア海外訓練レポート

昨年からスタートした、災害対策・支援セクションの海外訓練。今年は4月・5月の2クール、計12名の参加者とともに実施しました。

メインの活動は、ジャパンハートアジア小児医療センターから車で約2時間の場所にある「プレイクラー小学校」で行う、子どもたちの健康診断です。この海外訓練には2つの目的があります。
ひとつは現地スタッフとのチームビルディング、もうひとつは物資やインフラが限られた環境での保健・医療活動を体験すること。

災害現場では、地元の方との連携や、限られた物資での工夫が支援活動をするうえでとても大切です。今回の訓練でも、試行錯誤を重ねながら活動しました。

初日は慣れない環境に苦戦。「問診票のクメール語(現地のことば)が読めない」「暑さで体温がうまく測れない」といった課題が出てきました。
そこで、現地スタッフにアルファベットへ書き換えてもらったり、体温計を手首に向けて測る工夫を共有。2日目には参加者がクメール語の名札をつけるなど距離を縮め、1日目よりもスムーズな活動に。緊張していた子どもたちの顔が、少しずつ笑顔に変わっていきました。

第1クールで「虫歯の子が多い」と気づいたことから、第2クールでは歯科医師による歯科健診も実施しました。現地では歯みがきの習慣や健診の機会が少なく、口をどう開けたらいいかわからない子どもたちも。働く親の代わりに子どもたちをみている祖父母世代の、歯みがきへの意識の違いなど、現地の生活・文化背景も見えてきました。

参加者からは、
「みんなで試行錯誤して改善していく過程が印象的だった」
「今回は関係性がある場所だからスムーズだったが、実際の災害現場では『関係構築』そのものが大きな課題になると実感した」
といった、深い気づきの声が上がっています。

2クールを通して、のべ341名の子どもたちに健診を届けることができました。協力してくれた現地スタッフ、温かく迎えてくれた小学校のみなさん、本当にありがとうございました!

#ジャパンハート #カンボジア #国際協力 #災害支援 #海外ボランティア

【ラオス:事業代表交代のご挨拶 】この度、約2年間ラオスオフィスマネージャーを勤めた松原(写真左)が、カンボジア事業副代表に就任いたしました。新ラオスオフィスマネージャーには、アドミンスタッフとしてカンボジアで働いてきた里見(写真右)が就任...
05/06/2026

【ラオス:事業代表交代のご挨拶 】

この度、約2年間ラオスオフィスマネージャーを勤めた松原(写真左)が、カンボジア事業副代表に就任いたしました。
新ラオスオフィスマネージャーには、アドミンスタッフとしてカンボジアで働いてきた里見(写真右)が就任いたします。
今回は、2人からのメッセージを紹介します。

〈松原より退任のご挨拶 〉
このたび、ラオス事業を離れ、カンボジア事業へ異動いたしました。

約2年前、民間企業での経験を経てジャパンハートに入職し、その直後からラオスオフィスマネージャーとして活動してきました。

NPOで働くことも、医療分野に携わることも初めてでしたが、「直接的な医療行為以外は何でもやる」という気持ちで、プロジェクト管理やオフィスマネジメントに取り組んできました。

ラオスでは、自分の力だけではどうにもできない課題に直面し、無力さを感じることもありました。それでも、現地の医療従事者や行政機関の皆さま、日本から支えてくださった先生方、そしてラオスオフィスのスタッフの力によって、一歩ずつプロジェクトを前に進めることができました。これまで関わってくださったすべての皆さまに、心より感謝申し上げます。

今後は、カンボジアの アジア小児医療センターダイレクター兼カンボジア事業副代表として新たな役割を担っていきます。ラオスでの経験は、私にとってかけがえのない財産です。

ラオスで築いたつながりと学びを胸に、これからも東南アジアの患者さんとそのご家族のために力を尽くしてまいります。
松原 遼子

〈里見より就任のご挨拶 〉
6月より、ラオスオフィスマネージャーに就任した里見です。

2025年にジャパンハートに入職し、おおよそ1年間、ジャパンハート医療センターのアドミンスタッフとして働いてきました。カンボジアでは管理業務を中心に、事業運営に関わる幅広い業務に携わってまいりました。

ラオス事業はウドムサイの甲状腺プロジェクトをはじめとし、小児がん治療の技術移転を現地の病院にて行なっておりますが、今後も「医療の届かないところに医療を届ける」仕組みを作ることができるよう、スタッフ、関係者の皆様と力を合わせ尽力いたします。

ラオス事業のこれまでの軌跡を引き継ぎ、多くの人々の心を救えるよう、一歩一歩プロジェクト推進に努めます。
今後ともご支援、ご指導を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。

里見 春佳

#カンボジア #ラオス

【ないからこそ考え、動く ―離島の周産期医療で学んだ半年―】対馬海峡に浮かぶ島、長崎県・対馬。離島ならではの医療環境の中で、助産師として6ヵ月間活動したメンバーによる活動レポートをお届けします。---長崎県対馬病院での活動は、離島で医療を行...
03/06/2026

【ないからこそ考え、動く ―離島の周産期医療で学んだ半年―】

対馬海峡に浮かぶ島、長崎県・対馬。離島ならではの医療環境の中で、助産師として6ヵ月間活動したメンバーによる活動レポートをお届けします。

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長崎県対馬病院での活動は、離島で医療を行うことの難しさと、人のつながりの強さを学んだ6カ月でした。

周産期管理については、ハイリスク妊産婦の本土への搬送が基本です。しかし、重症ではないものの産科合併症や、近年の高度生殖医療による妊娠など、ハイリスクと思われる妊産婦を担当する場面もあり、緊急時の対応の難しさを改めて考えさせられました。

マンパワーの面では、本土の医療には追いつきません。だからこそ、島で緊急事態が起きたときにいかに迅速に対応できるかを日々考え、行動していました。「コードピンク」と呼ばれる超緊急帝王切開時の対応では、産科担当者だけでなく、一般病棟の看護師・HCUスタッフ・外科担当医が協力して執刀できる体制を常に整え、スタッフが技術を磨き続けていました。また、離島を抱える長崎県全体で高次病院が患者情報を共有し、状態変化や緊急搬送時に速やかに対応できる「あじさいネットワーク」という取り組みも。すぐに医療を展開できる本土にはない緊張感の中で、活動することができました。

すべての人が生まれてきてよかったと思える医療を、産んでよかったと思える医療のお手伝いをする——それが助産師という仕事だと思っています。分娩数が少ないからこそ、一人の産婦に寄り添い、より深いつながりが生まれました。命の誕生を病棟全体で喜ぶ姿が、とても嬉しかったです。

対馬病院に勤務する先輩助産師は、対馬で出産する人がいる限り、安全に妊産褥期を過ごしてもらえるよう、知識・技術を磨き続け、人員不足を補う努力を重ねています。対馬での分娩が難しくなるかもしれない近い将来も見据え、本土で出産を終えた後の産後ケアを提供する準備もすでに始まっていました。ないからできない、ではなく、ないからこそ、どうすれば少しでも患者さんの力になれるかを考え、動き続ける。その姿に、医療者としての原点を見た気がします。

さまざまな角度から状況を見つめ、次の行動へ移せるように。安心・安全・安楽な医療の原点を常に考えながら、「その先は未知でも、道はつながっている」と信じて活動していきたいと思います。
助産師 M.T

★★★
7月9日~11日 対馬病院スタディーツアー 申し込みは6/5まで!
離島・地域医療をしっかり学べることで有名な対馬病院。
離島医療に少しでも興味のある方は、ぜひお申込みください。
https://japanvolunteer.org/event/rikajob_tsushimatour202607

#看護師 #助産師 #看護師さんと繋がりたい #離島医療

【伝統舞踊がつないだ、子どもたちの交流の時間 :センターサークルで初のイベント開催】先月、カンボジアのジャパンハート アジア小児医療センター(ACMC)では、病院中央にある「センターサークル」で、初めてとなるイベントを開催しました。 記念す...
01/06/2026

【伝統舞踊がつないだ、子どもたちの交流の時間 :センターサークルで初のイベント開催】

先月、カンボジアのジャパンハート アジア小児医療センター(ACMC)では、病院中央にある「センターサークル」で、初めてとなるイベントを開催しました。

記念すべき初回イベントとして行われたのは、カンボジアの伝統舞踊の公演です。
踊りを披露してくれたのは、プノンペンにある「くっくま孤児院」の子どもたち。くっくま孤児院は、日本の認定NPO法人グローブジャングルさんが運営しており、「子どもに手に職を」という想いのもと、子どもたちが将来につながる学びや経験を得られるよう活動しています。

今回披露されたのは、クメール正月で踊られる伝統舞踊です。色鮮やかな衣装に身を包み、音楽に合わせて丁寧に踊る姿に、会場全体が穏やかな空気に包まれました。当日は、外来患者さんやご家族も足を止め、小児がん病棟の子どもたちも病棟から観覧しました。

小児がんの治療は長期にわたることも多く、入院中の子どもたちは外の世界との接点が限られてしまいます。そのようななか、今回の公演は病院にいながら文化や人とのつながりを感じられる特別な時間となりました。感染対策のためガラス越しでの観覧となりましたが、公演後には互いに手を振り合う場面も見られ、温かな交流が生まれていました。

▼活動レポート全文はこちら
https://www.japanheart.org/about/20260601.html

#小児がん #カンボジア #アジア小児医療センター #クメール文化 #くっくま孤児院

【ラオス】甲状腺プロジェクトのゴールを見据えて―モニタリング会議で高まる期待ラオス北部・ウドムサイ県で実施している甲状腺疾患治療技術移転プロジェクト。3年間のプロジェクトは、2026年7月末にゴールを迎えます。最後の手術活動を翌月に控えた4...
31/05/2026

【ラオス】甲状腺プロジェクトのゴールを見据えて―モニタリング会議で高まる期待

ラオス北部・ウドムサイ県で実施している甲状腺疾患治療技術移転プロジェクト。3年間のプロジェクトは、2026年7月末にゴールを迎えます。
最後の手術活動を翌月に控えた4月、パートナーであるウドムサイ県病院や、保健省・外務省をはじめとする政府機関、その他関係者が一堂に会し、プロジェクトの進捗や課題を確認・議論するモニタリング会議を開催しました。

プロジェクト終盤となり、関係者からはこれまでの成果に対する前向きな声が多く聞かれるなか、私たちの印象に強く残ったのは、ウドムサイ県病院外科部長の言葉です。

「これまで私たちウドムサイ県病院の医療チームは、日本人医師の指導を受けながら経験を積み重ねてきた。次の5月の手術活動では、自分たちだけでどこまでできるのか、現在の実力を確かめてみたい。」

その言葉には、プロジェクト終了後を見据え、自分たちの力で地域の甲状腺診療を担っていきたいという強い意思が表れていました。

技術や知識の習得だけでなく、「この地域の医療を自分たちで支える」という意識の変化が、関係者全員に共有された瞬間だったように感じます。

この発言をきっかけに、5月には日本人医師が見守るなか、ウドムサイ県病院の医療者のみで手術に挑戦することとなり、プロジェクト最後の手術活動における大きな成果の一つとなりました。

また、今回のモニタリング会議では、プロジェクト延長の可能性についても議論されました。

プロジェクトで支援する患者さんは増え続けており、大きな腫瘍を抱え手術を必要とする患者さんも多く訪れています。そのような患者さんに対しても、ウドムサイ県病院が安全に治療を提供できるよう、ジャパンハートは、より高度な安全管理や治療技術、幅広い知識を身につける機会を引き続き支援していきたいと考えています。

正式な延長手続きは、プロジェクト終了後に開始される予定ですが、会議では今後への期待や前向きな意見も多く寄せられました。

プロジェクトのゴールが近づくなかで、現地医療者の「自分たちの力で地域医療を支えていく」という意識は、確実に形になり始めています。最後の期間も、一つひとつの経験を大切に積み重ねながら、ウドムサイ県病院とともに次のステップを目指していきます。

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
▼ジャパンハート ラオスオフィスのページもぜひご覧ください!
https://www.facebook.com/japanheartlaosproject

#ラオス #甲状腺 #国際協力 #国際医療

【たくさんのチューリップで笑顔いっぱい!かずくんのハウステンボス旅行 】ジャパンハートの国内事業「スマイルスマイルプロジェクト」から、一緒にお出かけをしたお子さんとご家族の旅行の様子をお届けします。  ===================...
30/05/2026

【たくさんのチューリップで笑顔いっぱい!かずくんのハウステンボス旅行 】

ジャパンハートの国内事業「スマイルスマイルプロジェクト」から、一緒にお出かけをしたお子さんとご家族の旅行の様子をお届けします。

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かずくんから2回目のご依頼をいただき、長崎にある「ハウステンボス」へ行ってきました。

入園すると、園内にはたくさんのチューリップが咲いており、かずくんは一気に笑顔に。
旅行は3月でしたが、日中は上着がいらないほど暖かく、ひと足早く春を感じることができました。

ミッフィーに会いに行くために、お母さん手作りのバルーンの帽子を装着!
帽子のてっぺんにはミッフィーがいて、その完成度の高さにキャストさんや他のお客さんから「どこで売っているのですか?」「写真を撮ってもいいですか?」と声をかけられる場面もありました。

そのたびに、かずくんは「僕のお母さんすごいでしょ!」と言わんばかりの誇らしげな表情を見せてくれました。

そして今回の旅行での目標のひとつが、かずくんがジップラインに挑戦することでした。
スタートとゴールが離れており、1人での挑戦は少しハードルの高いアクティビティですが、「ジャパンハートのスタッフがいるから、新しいことに挑戦してほしい」「かずくんに新しい楽しさを知ってほしい」という思いがお母さんにはありました。

新しい挑戦を全力で楽しむかずくんの姿に、お母さんも「できたね、やってよかった!」と嬉しそうに話されていました。

治療中であることや体調面の不安から、「難しいかもしれない」と感じる場面があっても、“新しい景色や体験をしてほしい”というお母さんの想いと、それに応えるようにさまざまな表情で挑戦するかずくんの姿がありました。

スマイルスマイルプロジェクトは、これからもかずくんファミリーの挑戦を応援していきます。

スマイルスマイルプロジェクト 看護師 金子 奈央

このご家族の活動レポートの全文は こちらからご覧いただけます
https://smilesmileproject.org/2026-3-26/

🌟SSPサポーター登録説明会 参加者募集中!🌟
第3回:6月18日(木)19時30分~20時45分@オンライン
▼詳しくはこちら
https://www.japanheart.org/join/event/explanation/smilesmileproject-supporter.html
#小児がん支援 #家族の時間 #小児がん #がん #小児 #子ども #家族 #旅行 #家族旅行 #医療従事者 #医療者 #看護師 #医師 #ボランティア #子ども支援 #旅行支援

【輪島市門前で健康診断企画を開催しました:災害支援・対策セクション】輪島市門前の浦上公民館・剱地公民館にて、社会福祉協議会と協力して健康診断企画を実施しました。前回11月に続く2回目の開催で、今回は58名の方にお越しいただきました。今回の検...
29/05/2026

【輪島市門前で健康診断企画を開催しました:災害支援・対策セクション】

輪島市門前の浦上公民館・剱地公民館にて、社会福祉協議会と協力して健康診断企画を実施しました。前回11月に続く2回目の開催で、今回は58名の方にお越しいただきました。

今回の検査内容は、医師の問診・超音波検査・12誘導心電図検査といった医療的なものから、身体機能評価・認知機能評価まで幅広く対応しました。

能登半島地震から2年が経った今も、この地域の特定健診受診率は40%台にとどまっています。医療から遠ざかっている方に健康チェックの機会を届け、必要な方を地域の医療機関につなぐことが、この企画の目的です。

エコー検査では、エコノミークラス症候群(DVT)が疑われる方が1名、より詳しい検査が必要な方も1名いらっしゃいました。早期発見・早期対応が、「防ぎ得た死」を防ぐことにつながります。

「昔はもっと握力があったのにな。運動しないといけないな」——そんな声も聞かれ、自分の身体と向き合うきっかけにもなりました。
また、発災以降疎遠になっていた知人と2年以上ぶりに再会し、涙を流される方も。健康診断の場が、地域のつながりを取り戻す場所にもなりました。

活動には、iERスタッフのほか、医師・看護師・臨床検査技師・作業療法士など、登録ボランティアの皆さんが参加。多職種のチームで、一人ひとりに寄り添った支援をお届けしました。
発災から2年、少しずつ日常を取り戻しつつある方がいる一方で、医療から遠ざかったままの方もいます。これからも、地域の皆さんが支え合えるよう、活動を続けていきます。

#災害支援 #能登

住所

寿1-5-10 1510ビル 3階
Taito-ku, Tokyo
111-0042

営業時間

月曜日 10:00 - 17:00
火曜日 10:00 - 17:00
水曜日 10:00 - 17:00
木曜日 10:00 - 17:00
金曜日 10:00 - 17:00

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