30/09/2026
「不安ビジネス」について考えていると、自分の会社員時代を思い出します
ぼくはサラリーマンとしてはかなりポンコツだったので、当時はずいぶん苦労しました。ぼくも大変でしたが、上司も相当大変だったと思います
いくら怒っても響かない。その日の仕事と反省点をノートにまとめさせてみたが変化は見られない。厳しくしてばかりではダメだと飲みに誘えば翌日遅刻してくる。趣味にかこつけて話しても反応が薄い
上司の机にはビジネス誌やビジネス本がたくさん積まれていました。どうにかこいつを育てようと、いろいろ学んで試していたんじゃないかといまなら思います。でも効果はありませんでした
怒られるのはもちろん嫌です。でも、なにに怒られているかわからないから、仕事したふりで誤魔化します。ノートは上司に見せるのが目的となり、それらしくまとめる技術だけ上達する。本当は上司と飲みに行くより早く帰りたい。無理した分、自分の時間がほしくて、解散後ひとりで飲みに行き酔いつぶれる。趣味にあわせてくれたのはわかるけど、曖昧な知識で話されても訂正するのも面倒くさい。結果、まったく改善せず2年で辞めました
家庭内ルールを定め生活習慣を正せば子供は学校へ行くでしょうか。子供が変わる効果的な声かけはあるのでしょうか。上司の努力がぼくに響かなかったように、おそらく子供にも響きません。変化を求めているのはまわりの人たちで、本人には動機がないからです。つきあえるうちはつきあい、つきあいきれなくなれば破綻します
他人は思うようには動きません。それをさも動かせるかのように語るのは不誠実です。さらに、動かす役を保護者が担えば、成果が出ないのは保護者の努力不足となります。子供は無理に変化を迫られ、保護者は無茶な努力を強いられる。会社なら辞めれば済みますが、家族はそうはいきません。保護者をターゲットに、子供の変化を指標とするやり方は、家族関係を壊しかねない危うい手法だと思います
さらにまずいのは不登校が完全に家庭の問題になってしまうことです。すべてが自分のせいなのに、どうして不安や孤独が軽くなるでしょう。フォーラムではこのあたりのことをまとめてお話したいと思っています(相馬)
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教育フォーラム「不登校と不安ビジネス」 ・日時 : 11月7日(土) 13:30-16:30 ・場所 : 札幌エルプラザ 4階 大研修室 ・定員:100名 ・費用: 無料 [ゲスト] ・mitoさん(不登校を語る親カフェポレポレ) ・カモさん(いたばし不登校・...