04/02/2026
◆玄海原発 行政訴訟と全基差止訴訟、2訴訟「上告断念」◆
◆私たちは不当判決に屈することなく、共に闘い続けます◆
2026年1月20日 福岡高裁 『玄海原発3号機、4号機運転停止命令義務付請求控訴事件(行政訴訟)』 『九州電力玄海原発運転差止、玄海原発3号機運転差止請求控訴事件』の2つの訴訟の不当判決を受け、私たち原告団と弁護団は、苦渋の選択として上告断念を決定しましたので、ここに報告いたします。
https://saga-genkai.jimdoweb.com/2026/02/03/a/
高裁判決は、私たちの主張に対して真摯に向き合わず、佐賀地裁の一審判決を踏襲するだけの内容で、理由も明確にせず退けただけの理不尽なものでした。原告としては上告して一審同様に控訴審の過ちを糺すように、私たちの主張請求をできるものなら突き付けたいと思ってきましたが、脱原発弁護団全国連絡会のみなさまの知見を合わせ検討した結果、事実認定をせず憲法判断のみとなる現状の最高裁では、この控訴審判決の内容では闘うことができないという判断を下しました。
また、想定される最高裁判決によっては、私たちの意に反して原発反対の流れに逆の影響を与えかねないということも考慮しなければなりません。
これを踏まえ、また弁護団としても「住民の生活や身体の安全性を考慮する姿勢などが見当たらず、高裁判決は極めて不当。政治的、体制順応的かつ大ざっぱな判断がなされる状況では、上告しても前進的結果を得ることは困難」との考えをまとめました。
今回はぐっとこらえて上告しないが、もう少し手がかりがありそうな時に、最高裁に持ち込み全力結集して闘っていこうということを、全国弁護団のみなさんとも確認いたしました。
ここに私たちは上告断念の報告を申し上げるとともに、不当判決に屈することなく、「玄海原発をみんなで止める」の意志の下に、みなさまとともに闘い続けていくことを誓います。
多くのみなさまの支えによって、2021年3月の地裁不当判決より足掛け5年の歳月を費やし闘うことができました。支援してくださったすべてのみなさまに心から感謝を申し上げます。
“原発はいらない!" 命より大切なものはありません。原発が止められるその日まで、力を合わせて声をあげ続けましょう。
2026年2月3日
玄海3・4号機運転差止控訴審原告団・弁護団
玄海3・4号機運転停止命令義務付け控訴審原告団・弁護団