10/08/2026
東日本大震災後の被災地で「哲学対話」の場をひらき続けてこられた西村高宏先生、近田真美子先生をお招きして、【災害レジリエンス対話実践セミナー】を開催しました。
臨床哲学の実践としての「哲学対話」が、災禍や医療・介護・福祉の現場において、どのような営みなのか。私たちにとってどのような意味を持ち得るのか。
ここでは書きあらわせないほど、深みのある講演でした。
講演後には、実際に「寄りそう」ということの意味について、哲学対話を体験しました。
ー 私はこの言葉、好きじゃないんです…
ー 距離感のちょうどよい塩梅が…
ー 社会的欲求に関わっているのでは…
ー 知ろうとする姿勢が必要なのでは…
ー 関係性なのか、受ける方の気持ちなのか…
参加者の皆さまのさまざまな体験や思考が交差するなかで、私たちでも「寄りそう」という言葉の幹にある、本質らしきものに触れられるのではないか。
そんな期待感が、少しずつ場のなかに生まれていたように感じます。
そして、私たちの哲学対話の場は、
「考えあえる てつがくカフェ」
として、月1回の予定で続いていきます。
東日本大震災後から、せんだいメディアテークで西村先生たちが続けてこられた「考えるテーブル てつがくカフェ」から学び、私たちなりの場を拓いていきたいと思っています。
また、きよふじクリニックのコミュニティスペース「あえる」のコンセプトや雰囲気が、これからの私たちの哲学対話の実践にぴったりだと感じ、「考えあえる」と名付けました。
考え合える。
考えを和える。
考えるために会える。
そんな場所にしていけたらと思っています。
今回参加できなかった方も、これからこの場でお会いできることを楽しみにしています。