21/04/2026
4月5日、愛知県北設楽郡東栄町にあるトラスト地(56.68ha)の視察に行ってきました。
天竜川の源流域に位置する東栄町は、総面積の9割以上が森林で、そのうち約8割をスギ・ヒノキなどの人工林が占めています。その中で、当該トラスト地は6割近くが自然林として残っている貴重なエリアです。
当日は「道の駅 とうえい温泉 花まつりの湯」で集合し、トラスト地まで約20分移動しました。途中の林道には倒木もありましたが、何とか現地に到着しました。
奥山保全トラストが購入する前、地元森林組合によって2011年と2012年に4,000本以上のコナラが植えられた場所があります。当初はネットで保護されていたとのことで、順調に育っているものもあれば、つる性植物が巻き付いて生長が妨げられているものも見られました。また、ナラキクイムシの被害を受けている個体も確認されました。
この時期はまだ落葉しており、“森”というにはやや寂しい印象でしたが、葉が茂る季節に再訪し、全体の様子を見てみたいと感じました。
動物の痕跡としてはシカが非常に多く、至る所に糞が見られました。シカが多いということはダニの存在も懸念されるため、林道に戻ってからまず衣服についたダニを払い落としました。クマについては、これまで目撃例は多くなかったものの、2025年には複数の目撃情報があったようです。
また、かつて木材搬出のために架線を張る際に残されたという一本杉が、現在も健在でした。