26/04/2026
【緊迫するマリの情勢:4月26日】
西アフリカのマリで、4月25日、首都バマコを含む複数都市に対する大規模な同時攻撃が発生し、国防相が殺害されたと報じられています。犯行声明はアルカイダ系武装勢力が出しており、近年で最大規模の攻撃とみられます。首都では空港が標的となり、夜間外出禁止令も発令されるなど、情勢は急速に緊迫しています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f3ea5b903345aead38b5497c5b13fae861bc91df
マリでは2020年と2021年のクーデター以降、軍事政権が続いています。背景には、汚職や不透明な選挙への不信、さらにイスラム過激派の拡大による深刻な治安悪化があります。しかし軍政下でも治安は改善せず、むしろ首都周辺にまで不安定さが広がっています。
また、民政移管は度重なる延期が続き、国際社会との関係も悪化。フランスとの関係断絶やロシアとの接近など、外交面でも大きな転換が進んでいます。
今回の一斉攻撃は、こうした不安定な状況が限界に近づいていることを示しています。西アフリカ全体の安全保障にも影響しかねない、極めて重要な局面です。
特に懸念されるのは、こうした不安定化が周辺国へ波及する可能性です。ベナン北部では既に武装勢力の越境活動が報告されており、治安悪化のリスクは現実的です。今後、難民の流入や経済停滞、さらには国内の政治的緊張の高まりなど、複合的な影響が及ぶ可能性があります。西アフリカ全体が連動して不安定化する兆しとして、注視が必要です。(代表:石田純哉)
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【ナイロビ共同】西アフリカ・マリで25日、首都バマコや中部、北部の複数都市への武装集団による一斉攻撃があり、フランスや中東の複数のメディアは26日、暫定内閣のカマラ国防相が殺害されたと報じた。国際