12/08/2026
AIの時代だからこそ、愛の世界へ帰ろう
――長崎の絵葉書から、未来へ
長崎の8月9日を思うとき、
私は核兵器の恐ろしさだけを考えるのではありません。
81年前。
人間がつくった兵器によって、
一瞬にして、多くの命と日常が奪われました。
そして今、私たちはAIの時代を生きています。
AIは、暮らしを便利にし、
医療や科学を進め、未来を拓く力にもなっています。
けれど、その力が戦争と結びついたら。
核兵器のない世界を願う一方で、
AIを組み込んだ新たな兵器も生まれています。
SNSでは、
顔の見えない相手を言葉で傷つけ、
「制裁」のように個人を攻撃することもある。
技術は、人をつなぐためのものなのに。
憎しみに力を与えてしまったら、
その先には何があるのでしょう。
AIと兵器が結びつけば、
人間が直接手を下さず、
機械が命を奪う未来さえ考えられます。
だから、問い続けたい。
技術は、何のためにあるのか。
私は、100年前の長崎を写した
手彩色絵葉書を見つめます。
街。
家族。
子ども。
港。
山。
海。
何気ない風景。
でも、そこに平和がありました。
自然を感じ、
人を思いやり、
美しいものを心から美しいと思う。
そんな人間らしさを、
手放したくない。
藤井風の「帰ろう」を聴きながら、
思います。
父や母から教わった
「憎み合いの果てに何が生まれるの?」
藤井 風 - "帰ろう" Official Video
https://youtu.be/goU1Ei8I8uk?si=J6nfjgMzr0UgiVfn
帰る場所は、過去ではない。
人間の心です。
かつて長崎で、
失われた祈りと信頼を呼び戻そうとしたように。
Volta cá――戻ってきて。
その響きに、
長崎くんちの「もってこーい!」が重なります。
もう一度。
大切なものを、ここへ。
美しい心よ、戻ってきて。
父から受け取った平和。
母から受け取った愛。
二人から受け取った命を、
私たちも未来へ。
恨みではなく、愛を。
破壊ではなく、平和を。
Peace is in your hands.
8月15日、終戦の日。
お盆を迎え、
長崎では精霊流しが行われます。
失われた命を思い、
命がつないでくれた今日を生きる。
そして、未来へ手渡す。
原爆を知る長崎から、
AI戦争のない未来へ。
Peace by Piece Nagasaki.
一つひとつ。
少しずつ。
美しいものを、
美しいと思える世界へ。
帰ろう。
AIの時代だからこそ、
愛の世界へ。