04/05/2026
✝︎ こどもの日 長崎・端島より ― 鯉のぼりに託す願い ―
「こどもの日」――
それは、こどもたちの幸せを願い、母へ感謝を伝える日。
けれど、あの日。
その当たり前が、突然奪われた場所がありました。
長崎市に落とされた原子の光は、
笑顔も、声も、「ありがとう」さえも、
静かに遠ざけてしまったのです。
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端島――通称「軍艦島」。
今は静寂に包まれるこの島にも、
かつては、子どもたちの笑い声が響いていました。
空には、鯉のぼり。
風を受けて、いや――
風がなくとも、空へ向かって舞い上がる、長崎式の鯉のぼり。
その姿は、まるで祈り。
帆を広げた唐船のように、
遠い海の記憶とともに、空へ願いを運んでいました。
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江戸の空を描いた
歌川広重の《諸国名所百景》。
そこに描かれた長崎港の唐船――
その帆と、鯉のぼりはどこか似ています。
風を受け、未来へ進むかたち。
長崎の人々は、風の使い方を知っていました。
だからこそ、風がなくても泳ぐ鯉のぼりを生み出したのかもしれません。
それはきっと、
「どんな時も、前へ進める」という祈り。
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鯉は、滝をのぼり、竜になる――
登竜門の物語。
激しい流れに逆らいながら、
鱗をひるがえし、上へ、上へ。
「鱗(UROKO)」を逆さにすれば「OKORU(起こる)」。
無理だと思うときほど、
その想いを、そっとひっくり返してみる。
――諦めんかったら、何かが起こる。
長崎の空に泳ぐ鯉のぼりは、
そんな優しい言葉を、今も語りかけているようです。
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そして、心に響く一曲。
KOKIAの「ありがとう…」。
https://youtu.be/yDVEuISEr1Q?si=uxshVE14Pby1XAlg
言葉にできなかった想いも、
届かなかった「ありがとう」も、
きっと風に乗って、光のように届いていく。
感謝とは、
過去と未来をつなぐ、見えない祈り。
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空に舞う鯉のぼりの下で、
ふと、手を合わせたくなる瞬間があります。
それは、誰かの想いが、
そっとあなたのそばに届いたしるし。
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「 #100年経っても平和でいてね」
その願いを、
長崎手彩色絵葉書とともに、
今日、空へ届けます。
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100年経っても、平和でいてね。
そう願いながら――
今日もまた、空を見上げます。🎏
長崎手彩色絵葉書
ピースバイピースナガサキ 長崎市「平和の文化」事業認定 長崎手彩色絵葉書