11/06/2026
2026/6/10(水)
石上 豊会員の紹介で、一般社団法人大木動物愛護協会 一般財団法人国際セラピードッグ協会 大木トオル様より「ワンコ(犬)の保護の現状について」というテーマで卓話をしていただきました。
日本の犬たちは、昭和の犬たちは、鎖につながれて、番犬で、雨水を飲んで、残飯を食べる。ドックフードなどはありません。そんな時代を見て、アメリカに入った時に、アメリカの犬たちは、みんな幸せに住んでいました。
「なるほど」と、こんなに違うのだと、これほど動物たちを家族のようにする。非常に(アメリカから)学ぶことが出来ました。おかげで、私はこれをライフワークとしてセラピードッグの育成をしました。
(殺処分の犬の救出の話をされました)
残念ですが、日本は動物愛護国に入っていません。
(大木様のアメリカ永住の話をされました)
アメリカ合衆国は、民族、人種、宗教、いろんな問題をいっぱい抱えているなかで、もめます。しかし、皆さん、うまく行くことが3つだけあるのです。スポーツと音楽と動物なのです。この3つだけは、みんなが一緒になれるのです。そんな経験をいたしました。
セラピードッグたちの活動の場は、高齢者施設に入ります。年間1万人以上の要介護5の高齢者の元へ入ります。そして、障害者の施設(など)沢山の人が(セラピードッグを)必要とされる時代になりました。
私たちは、どんなに成功しようが、どんなに強く生きても、心の病には勝てない。これは自分で乗り切るしかない、その時に体調を崩します。精神不安定になります。眠れません。医学としては、みんやく(睡眠薬)を出してきます。
私、30年、みんやく(睡眠薬)を使っています。とても目の前に、殺されていく犬たちを助けに行くときの精神力は弱いですよ、当然、眠れません。
しかし、救った子(犬たち)は人を助けます。セラピードッグたちが、2年の教育を受けまして、私たちの病に立ち向かってくれます。
今、犬たちが足りません。総合病院から多く呼ばれています。高齢者施設、障害者施設、難病の皆さんなど
(セラピードッグの活動、殺処分の犬の現状、そして、大木様たちの支援の元で殺処分率の減少推移などがスライドで紹介されました)
銀座の築地川銀座公園、歌舞伎座の横に(犬の)銅像が建っています。どうか皆さん銀座へ参りましたら、この銅像を見てあげてください。チロリの銅像です。日本三大名犬に選ばれました。
『チロリは保健所で殺処分寸前だったところを救出され、日本初のセラピードッグとして活躍。多くの人々の心を癒やし、絵本や映画にもなった奇跡の実話で知られています』
(元気な時のチロリがスクリーンに映されました)
残念ながら(チロリ)は、20年前に、私の腕の中で亡くなりました。多くの高齢者、がん患者、難民の皆さまを救いました。この子(チロリ)の功績は、大きいモノがあると思います。
そして最後に、チロリちゃんから学んだ事です。命あるものは幸せになる権利があります。これを奪い取ることは、あってはならない、と私は思っています。
どうか皆さまも、この子(犬)たち、そして日本に生まれた動物たちを、どうか幸せにしてあげてください。
今日はこの時間をいただき、ありがとうございます。(大きな拍手)