夕焼け京都塾

アクセス

夕焼け京都塾 夕焼け京都塾, 非営利団体, 京都市東山区清閑寺霊山町35 正法寺内, Kyoto-shiの連絡先、地図と道順、お問い合わせフォーム、営業時間、サービス、評価、写真、動画、お知らせ。

平成22年11月に宗教者の山折哲雄先生に立ち上げていただいた私塾です。世話人代表をさせていただいておりますのが高橋武博です。
参加費は、食事 飲み物込みで一人2000円。入塾金は一人初回1000円または3000円です。
二ヶ月に一回のペースで開催しています。
甲部と乙部があり、甲部は外部から著名な講師をお招きして山折塾頭と対談いただきます。その後、参加者共々お酒を飲みながら意見交換会を行います。

乙部は外部講師を招かず゛塾生が「私の年輪・・・昨日 京 明日」というテーマで甲部で学んだことに気づきを得て、仕事や社会でしていること等を発表し、参加者からいろいろ意見やアドバイスをいただきます。


夕焼け京都塾開塾趣意書
有史以来、我国は米を食の基本とし、稲作を主とする農耕を通じて自然と向き合いながら固有の文化を育んできた国柄です。 民衆にとってはコメを腹いっぱい食べられる生活は夢であり、農民は五感をフルに働かせて自然の移ろいや異変を感知し、天に豊作を祈りながら土を耕し、日々の暮らしの糧としてきました。 日本人の自然のはたらきに対する深い洞察力は、この農耕を土台とする暮らしによって育まれてきたと言っても過言ではありません。そこから「自然界の中で他の生命と共に生かされて生きる」という日本人の、自然との共生感とも呼ぶべき感性が育まれてきました。 日本文化の底流を占めるこの感性は、やがては様々な文化を華開かせ日本の国柄を形作ってきたのです。千年の永きに亘り、その日本文化の中心を占めてきたのが京都ではないでしょうか。 西暦七九四年、桓武天皇は、四方の天の方角を司る「四神」によって守られるのに最もふさわしい地として京の地を選ばれ、天の怒りを鎮め天の則に従って繁栄する都の造営を目指されました。 以来京都では自然を積極的にコントロールしようとする発想は退けられ、農耕に携わらない都人も、四季の移ろいに五感を研ぎ澄ませ、厳しい底冷えの冬、蒸し暑くうだる夏をも自然として受け入れ、自然に寄り添って生きようとする暮らしが受け継がれてきました。このような暮らし方こそが誇り高き京都人の生き方として京都文化の根本を支えているのです。 明治以来の西洋文明流入の渦の中にあっては、新都東京に対する反骨心から、京都は新たな技術文明をいち早く取入れようともしてきました。けれどもやはり、大量消費を是とする西洋文明を無条件に受け入れることは容認できず、本当のところ歴史ある伝統文化と文明との狭間で常に葛藤し続けているというのが京都の偽らざる姿なのです。 そもそも、価値ある「文化」というものは、たとえ人々に辛抱と我慢を強いる環境であっても、それをしずかに受容し、宇宙・自然のはたらきに学ぼうとする姿勢から生まれるものであり、結果として人間社会の進化向上を伴うものです。逆に「文明」は科学技術等によって自然環境を操り、人間が楽をしようとする発想に基づくものが殆どのようであります。だが、本来人間に与えられている能力を使う必要のない人工的な環境は、おおむね人間力の退化をまねいてしまいます。 耐えることを強いられる環境の中で、気づきを重ねてきた京都だからこそ、華道や茶道、歌舞伎や能・狂言等の芸道を始め、宗教文化、伝統工芸等が価値ある本物の文化として鍛えられ、洗練されてきたのです。 また、京都人は「お箸・お茶碗・おくどさん・ご飯」等,ものを表す言葉にまで「御」をつける言い方を日常的に使います。これはものに宿る魂をも尊重しようとする日本人の究極の共生思想が京都には特に深く根付いている事の表れです。京都が大切にする「もったいない」という言葉もこのような文化的背景から生まれたものでしょう。 新たな技術文明の導入にあたっては、あらゆるものに宿る神聖なる魂に敬意を払い、自然界の相互の繋がりに対する深い洞察力を持って、「ものの勿体」を如何に生かし切るかという視点が必要となるはずです。もしもそれがなければ、そのような技術文明は自然の調和を乱し、人間に害を及ぼすだけのものになってしまいます。 自然界の中にあって、人間も自然の一部として、他の生命や自然物との繋がりの中で、謙虚に己の生命の「もったい=勿体」(本来の価値)を全うしきろうとする本来の日本人の感性は、世界平和や地球環境を守り、維持する上でも、全人類にとって必要不可欠な感性です。 京都はその日本人の心を、最も大切に守り続けるまちであるべきです。それが京都の本当の値打ちでもあると思います。先人が積み重ねてきた伝統、それを新たな技術文明の中に消化し、人類のために役立ていく知恵と人間力が京都にはあるはずです。この知恵と人間力を背景に日常を粋に暮らす京都人の暮らしこそが京都の品格の源であり、今後進むべき人類の未来に重要な示唆を与え得るものでもあります。 京の夕日を心眼で眺めながら、京都がきちんと京都であり続けることの意味を深く学び、人類の未来のあるべき姿を模索しようとして、この度、京の霊山正法寺において夕焼け京都塾を開くことにいたしました。御賛同いただける皆様の参加をお待ち申し上げております。
平成二十二年十一月二十日         山折 哲雄

02/04/2026
28/03/2026

住所

京都市東山区清閑寺霊山町35 正法寺内
Kyoto-shi, Kyoto
605-0861

ウェブサイト

アラート

夕焼け京都塾が新しいニュースやキャンペーンを投稿したら、いち早くメールでお知らせします。メールアドレスが他の目的に使われることはなく、いつでも配信を停止できます。

ショートカット

共有する

カテゴリー