保健所犬猫応援団

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保健所犬猫応援団 保健所犬猫応援団, 緑ヶ丘東6丁目23/1, Koriyama-shiの連絡先、地図と道順、お問い合わせフォーム、営業時間、サービス、評価、写真、動画、お知らせ。

犬猫の命をつなぐ活動を続けて16年目。

保健所犬猫応援団では、殺処分ゼロを目指し、全国の保健所・動物愛護センターが公式に行っている里親募集情報へ直接アクセスできる「里親リンク集」を運営しています。
名もなき命が、当たり前に慈しまれる社会を願って。
【ご注意】
保健所犬猫応援団から個別にメッセージや連絡を差し上げることはありません。また、寄付や金銭の提供をお願いする連絡を行うこともございません。そのような連絡を受けた場合は、なりすまし等の可能性がありますのでご注意ください。
▼ satooya-links 「救える命のために、今できることを。」

全国の保健所・動物愛護センターで期限付きの命を待つ保護犬・保護猫たち。彼らの懸命な「生きたい」という願いを、私たちは見捨てることができません。

私たちは、一匹でも多くの命を救い、幸せな家庭へと繋ぐための有志ネットワークです。殺処分ゼロを目指し、命が大切にされる社会を次世代へ繋ぎます。

この場所は、保護活動に携わるすべての方への感謝と共に、純粋に「命を応援する場」です。

#里親募集 #保護犬 #保護猫 #動物愛護

■ お願い
犬猫たちの応援を最優先に考えております。ページ趣旨にそぐわない不適切なコメントは、予告なく削除させていただく場合がございます。温かいコミュニティ維持のため、ご協力をお願いいたします。

今日は、2001年に高橋尚子さんがベルリンマラソンで女子史上初の2時間20分切りを達成した日です。42.195キロを走り抜き、世界記録を打ち立てたその偉業の陰には、いつも一匹の小さな家族がいました。トイプードルのラッピーです。金メダリストの...
29/09/2026

今日は、2001年に高橋尚子さんがベルリンマラソンで女子史上初の2時間20分切りを達成した日です。

42.195キロを走り抜き、世界記録を打ち立てたその偉業の陰には、いつも一匹の小さな家族がいました。

トイプードルのラッピーです。

金メダリストの高橋さんに、遠慮なく先を歩き、「足が遅いよ」と言わんばかりの表情を見せる存在。

厳しい練習の日も、膝の手術を乗り越えた日も、ラッピーは変わらずそばにいて、高橋さんだけでなく、チーム全体の心を和ませていたそうです。

そして2024年12月。
19歳の誕生日を迎える2日前、ラッピーは高橋さんの腕の中で小さく「ワン」と鳴き、静かに旅立ちました。

高橋さんはXでこう書いています。

「現役時代からいつも心を支えてくれたかけがえのない存在。後悔やごめんねばかりが心を渦巻いてますが、本当にありがとう。ずっと大好きだよ」

その後も「この4日間、泣いて泣いて泣いての日々でした。ラッピーの存在の大きさと大切さは計り知れないぐらい偉大だと今更ながら気付きました。周りを見て、相手のことを考え、向き合う大切さ、そして無償の愛」とつづっています。

速さや記録、金メダルの輝きの向こうには、いつも支えてくれる誰かの存在があります。

言葉はなくても、ただそばにいてくれる。
嬉しい時も苦しい時も変わらず寄り添ってくれる。

そんな存在があるから、人は前を向いて歩き続けられるのかもしれません。

今日という日に、走り続けた人へ。
そして、その背中を静かに支え続けた小さな命へ。

心からの「ありがとう」を贈ります。

本当にありがとう。
ずっと大好きだよ。

「人も犬猫も、誰かを支え、誰かに支えられて生きているのではないでしょうか。」

【人も動物も幸せに暮らせる社会へ 🐾】最近、「ウェルビーイング」という言葉を耳にする機会が増えました。直訳すると「より良く生きること」。そして今、この考え方は動物との関わり方にも広がっています。私たちは犬や猫に癒やしや喜びをもらい、犬や猫は...
29/09/2026

【人も動物も幸せに暮らせる社会へ 🐾】

最近、「ウェルビーイング」という言葉を耳にする機会が増えました。

直訳すると「より良く生きること」。

そして今、この考え方は動物との関わり方にも広がっています。

私たちは犬や猫に癒やしや喜びをもらい、
犬や猫は人から安心や愛情を受け取る。

どちらかが一方的に与えるのではなく、
互いに支え合いながら豊かに生きていく。

そんな関係が理想なのかもしれません。

また、動物たちの幸せは、人の幸せとも深くつながっています。

安心して暮らせる地域。
孤立しない社会。
命を大切にできる環境。

人にも動物にも優しい社会は、
きっと同じ方向を向いているのでしょう。

動物愛護とは、
単に命を守ることだけではなく、

人と動物が共に幸せに暮らせる未来を育てていくこと。

そんな「ウェルビーイングな社会」が広がっていったら素敵ですね🌱

犬も猫も、人も。

誰もがその命らしく生きられる社会へ。

江戸時代、日本は自然の呼吸に寄り添い、資源を愛おしむ循環型の暮らしが息づく美しい国でした。木々のざわめきや澄んだ小川、黄金色に輝く田んぼ。そんな緑豊かな舞台のすみっこで、人々の暮らしや大切な穀物をネズミからそっと守っていたのが、愛らしい猫た...
28/09/2026

江戸時代、日本は自然の呼吸に寄り添い、資源を愛おしむ循環型の暮らしが息づく美しい国でした。木々のざわめきや澄んだ小川、黄金色に輝く田んぼ。そんな緑豊かな舞台のすみっこで、人々の暮らしや大切な穀物をネズミからそっと守っていたのが、愛らしい猫たちです。

ある日、誰かが猫のたたずまいに感謝を込めて、小さな招き猫の置物を作りました。ちょこんと片手を上げて「おいで、おいで」と福を招くその姿は、まるで自然の恵みと幸せを分かち合う、小さな幸運の魔法使いのようです。

実は、運を開く最高のヒントはここに隠されています。
街角で見かける小さな猫や、自分の傍らにいる猫たちに優しく手を差し伸べ、温かい眼差しを向けてみてください。猫を愛し、慈しむその温かな心が巡り巡って、あなたのもとへ何倍もの幸運や豊かな縁となって帰ってくるのです。

猫たちが気ままに歩き、人々がその命を愛おしむ場所には、自然と笑顔と温かな活気が満ちていきます。さまざまな命と優しさでつながり、共に生きていくこと――それこそが、招き猫が今も私たちに教えてくれる「本当の幸せ」の秘密なのかもしれませんね。

借りてきた猫 〜神社で出会った不思議な友だち〜春の終わりのことでした。太郎さんは長年勤めた会社を定年退職し、毎日を静かに過ごしていました。仕事に追われていた頃は、時間が足りないと思っていたのに、いざ自由な時間ができると、何をしてよいのか分か...
28/09/2026

借りてきた猫 〜神社で出会った不思議な友だち〜

春の終わりのことでした。

太郎さんは長年勤めた会社を定年退職し、毎日を静かに過ごしていました。

仕事に追われていた頃は、時間が足りないと思っていたのに、いざ自由な時間ができると、何をしてよいのか分かりません。

朝起きて、庭の草花に水をやり、本を読み、テレビを眺める。

それだけの日々でした。

近所には知り合いもいますが、昔ほど行き来はありません。

「これからの人生、どう過ごそうかな……」

そんなことを考える日が増えていました。

ある夕暮れ。

太郎さんは散歩の途中で、町の古い神社へ立ち寄りました。

赤い鳥居をくぐり、石段を上ると、一匹の白い猫が座っていました。

ふわふわの毛並み。

エメラルド色の瞳。

首には小さな金色の鈴がついています。

猫は太郎さんを見ると、

「やっと会えたね」

と言いました。

太郎さんは思わず辺りを見回しました。

しかし誰もいません。

「今……君が話したのかい?」

猫は鈴を鳴らして頷きました。

「私は『借りてきた猫』。少しだけ、あなたの背中を押しに来たんだ。」

太郎さんは不思議と怖くありませんでした。

むしろ懐かしい友人に会ったような気持ちになりました。

「背中を押すって?」

そう尋ねると、猫は静かに言いました。

「あなたは仕事を卒業しただけで、人生を卒業したわけじゃないでしょう?」

その言葉に、太郎さんは思わず笑ってしまいました。

それから猫は毎日のように現れました。

庭の花を眺めたり、町を散歩したり、一緒に神社の石段に座ったり。

ある日、猫は言いました。

「せっかくだから、誰かに話しかけてみたら?」

「今さらかい?」

「今だからだよ。」

翌日、太郎さんは近所で花壇の手入れをしていた人に声を掛けてみました。

その次の日は、公園で遊ぶ子どもたちに挨拶をしました。

すると不思議なことに、会話が少しずつ広がっていったのです。

町内会の花壇づくり。

子どもたちとの野菜づくり。

地域のお祭りの手伝い。

気づけば、以前よりも多くの人と言葉を交わしていました。

そして笑うことも増えていました。

ある満月の夜。

猫は太郎さんを森の小道へ連れていきました。

月明かりが木々を照らし、風が葉を揺らしています。

猫の鈴がチリンと鳴るたびに、辺りが柔らかな光に包まれました。

「どうだい?」

猫が尋ねました。

太郎さんは空を見上げました。

「毎日は変わっていないはずなのに、前よりずっと楽しいよ。」

猫は満足そうに目を細めました。

「それはね、世界が変わったんじゃない。」

「あなたが、自分の扉を開いたからだよ。」

太郎さんは静かに頷きました。

定年退職して終わったと思っていた人生は、まだ続いていました。

むしろ新しい章が始まっていたのです。

その夜の帰り道。

猫は立ち止まりました。

「私の役目はここまで。」

「もう会えないのかい?」

太郎さんが尋ねると、猫は優しく笑いました。

「困った時は空を見上げてごらん。」

「本当の勇気は、最初からあなたの中にあるんだから。」

チリン――。

鈴の音が響き、猫の姿は月の光に溶けるように消えていきました。

それから何年たっても、太郎さんは町の人たちと笑い合い、花を育て、子どもたちに野菜づくりを教えています。

夕暮れの神社を通るたび、あの日のことを思い出します。

そして夜空にひときわ明るく輝く星を見つけるたびに、あのエメラルド色の瞳を思い出すのです。

人生は、何歳からでも新しく始められる。

そのことを教えてくれた一匹の不思議な猫に感謝しながら。

太郎さんは今日も、穏やかな笑顔で歩いていくのでした。

【9月28日 世界狂犬病デー】「狂犬病」という名前を聞くと、犬の病気、あるいは犬が原因の病気という印象を持つ方もいるかもしれません。しかし世界では、英語で Rabies(レイビーズ)、フランス語で Rage、スペイン語で Rabia などと...
27/09/2026

【9月28日 世界狂犬病デー】

「狂犬病」という名前を聞くと、犬の病気、あるいは犬が原因の病気という印象を持つ方もいるかもしれません。

しかし世界では、英語で Rabies(レイビーズ)、フランス語で Rage、スペイン語で Rabia などと呼ばれ、「犬」という言葉は病名に含まれていません。

もちろん犬は感染源の一つですが、狂犬病は犬だけの病気ではなく、多くの哺乳類が感染する可能性があります。

長い歴史の中で、犬は人類の大切なパートナーとして共に歩んできました。

病気への正しい知識を持ち、予防を続けることは、犬を恐れるためではなく、人と動物が安心して暮らせる社会を守るため。

世界狂犬病デーが、そんな視点で命と向き合うきっかけになれば幸いです。🐾

「猫は人間に飼い慣らされたのではなく、自ら人の近くで暮らすことを選んだと言われています」犬は約1万5千年以上前から人と共に暮らしてきたと言われています。私たちは犬や猫を家族と呼びますが、もしかすると犬や猫もまた、人を「仲間」として選んでくれ...
27/09/2026

「猫は人間に飼い慣らされたのではなく、自ら人の近くで暮らすことを選んだと言われています」

犬は約1万5千年以上前から人と共に暮らしてきたと言われています。

私たちは犬や猫を家族と呼びますが、もしかすると犬や猫もまた、人を「仲間」として選んでくれたのかもしれません。

犬猫は人類の大切なパートナー。

保健所や愛護センターにも、そんな未来の家族との出会いを待つ命たちがいます。

そして、何より「迎える」という選択肢が、もっと当たり前になることで地域の難しい問題の最善の解決策にもなれます。

一匹でも多くの命が、家族と出会えますように。

9月27日、1945年に昭和天皇とマッカーサー元帥が初めて会見をした、あの有名な写真が撮影された日です。多くの尊い命が犠牲となった戦争の悲劇、加害を含めた歴史の重みは、時が過ぎ去っても決して忘れてはなりません。そして、二度と繰り返してはなら...
26/09/2026

9月27日、1945年に昭和天皇とマッカーサー元帥が初めて会見をした、あの有名な写真が撮影された日です。

多くの尊い命が犠牲となった戦争の悲劇、加害を含めた歴史の重みは、時が過ぎ去っても決して忘れてはなりません。そして、二度と繰り返してはならないと、強く感じます。

この会見の日、マッカーサーは天皇陛下が命乞いをすると予想していたそうです。実際に昭和天皇から発せられた言葉はまったくの予想外、マッカーサーの回想録には、天皇陛下のお言葉がこのように記されています。

「私は、日本の全国民が戦争遂行にあたって行ったすべての政治的・軍事的な決断や行動に対する全責任を負う者として、あなたに自分自身を委ねるために訪ねました。私自身の運命についてはどうなられても構いません。しかし、どうか国民が飢えに苦しまないよう、連合国側の援助をお願いしたい。」

自分の身を省みず、すべての責任を背負って人々の命と暮らしを守ろうとされたその誠実なお姿が、マッカーサーの心を強く動かしました。

昭和天皇は生物学者でもあり、人間だけでなく、鳥や昆虫、自然界に生きる小さな生き物たちの命をも深く慈しまれるお方でした。そこにあったのは、戦争という破壊とは対極にある「あらゆる生命への愛」を感じます。

絶望的な状況のなかでも、身を賭して国民の命を守ろうとした姿勢と誠実な対話があったからこそ、結果として過酷な報復やさらなる混乱が回避され、日本の未来へと繋がりました。

日本に限らず、ともに生きる動物たちやあらゆる生命が脅かされない平和な世界であってほしい。想いが歴史を変えた日、戦争の愚かさと、生命を慈しむ心の尊さを改めて心に刻みたいと思います。

動物愛護週間も今日で終わりです。この一週間、犬や猫たちのことを少しでも考えてくださった皆さま、ありがとうございました。動物愛護とは、特別なことではないのかもしれません。散歩中の犬に微笑むこと。道端の猫をそっと見守ること。家族である犬や猫に「...
26/09/2026

動物愛護週間も今日で終わりです。

この一週間、犬や猫たちのことを少しでも考えてくださった皆さま、ありがとうございました。

動物愛護とは、特別なことではないのかもしれません。

散歩中の犬に微笑むこと。
道端の猫をそっと見守ること。
家族である犬や猫に「おはよう」と声をかけること。

そんな小さな優しさの積み重ねが、人と動物が共に生きる社会をつくっていくのだと思います。

犬猫は大切な家族。
そして、人類の大切なパートナーです。

命の価値は、人が決めるものではありません。

今日もどこかで、小さな命が穏やかに眠れますように。🐾

「パブロフの犬」という言葉を聞くと、「また犬の話ですか?」と思う方もいるかもしれません😅実はこれは、犬について語るための話ではなく、「生き物がどのように学び、感じ、行動するのか」を研究した有名な実験です。ベルの音とごはんを結び付けて学習した...
25/09/2026

「パブロフの犬」という言葉を聞くと、

「また犬の話ですか?」
と思う方もいるかもしれません😅

実はこれは、犬について語るための話ではなく、「生き物がどのように学び、感じ、行動するのか」を研究した有名な実験です。

ベルの音とごはんを結び付けて学習した犬の姿は、人間にもよく似ています。

スマホの通知音が鳴ると気になる。
お気に入りのお店の前を通るとお腹が空く。
懐かしい曲を聞くと昔を思い出す。

私たちも毎日、たくさんの「条件反射」と一緒に生きています。

そう考えると、犬も猫も人も、喜び、学び、記憶し、誰かとの関わりの中で生きている存在なのだと気付かされます。

姿や言葉は違っても、命の仕組みには意外なほど共通点があるのかもしれません。

だからこそ、犬猫を「モノ」ではなく、一つの命として大切にしたい。

パブロフの犬は、そんなことも静かに教えてくれているように思います🐾

中秋の名月でした。リビングの窓から差し込む月明かりの中、タロはじっと満月を見つめています。「タロ、あんたはきっとオオカミの子孫なんだろうね」人間のお姉さんが笑いながら頭を撫でます。「満月になると、いつもこうして月ばかり見てるものね」タロは何...
24/09/2026

中秋の名月でした。

リビングの窓から差し込む月明かりの中、タロはじっと満月を見つめています。

「タロ、あんたはきっとオオカミの子孫なんだろうね」

人間のお姉さんが笑いながら頭を撫でます。

「満月になると、いつもこうして月ばかり見てるものね」

タロは何も答えず、ただ静かに月を見上げていました。

やがて、お姉さんは部屋を後にし、家の中は静寂に包まれます。

タロも丸くなって眠りにつきました。

――そして。

ふと気がつくと、タロはひとりで玄関に立っていました。

不思議なことに、玄関のドアが少しだけ開いています。

普段なら決して外へ出たりしないタロでしたが、その隙間から月の光がこぼれ落ちるように差し込んでいました。

吸い寄せられるように、一歩。

また一歩。

外へ出ると、そこは見慣れた街ではありませんでした。

銀色の月光に包まれた深い森。

透き通った小川が宝石のようにきらめき、風に揺れる木々は優しい音色を奏でています。

見たこともない花々が淡く光り、夜空には無数の星が輝いていました。

「なんて綺麗なんだろう…」

タロが見とれていると、突然――。

ドンッ!

後ろから突き飛ばされました。

「うわっ!」

転がるように倒れたタロは慌てて振り返ります。

そこに立っていたのは、美しい銀色の毛並みを持つ若いオオカミでした。

月明かりを浴びて、その姿はまるで森の精霊のようです。

「君は街犬かい?」

オオカミは首をかしげました。

「な、何をするんだよ!」

タロが抗議すると、オオカミは少し笑いました。

「ごめん。街犬を見るのは初めてだったから」

「街犬?」

「そう。人と暮らす犬さ」

タロは不思議そうな顔をします。

するとオオカミは言いました。

「付いてきて」

そして月夜の森を歩き始めたのです。

タロは少し迷いましたが、その後ろを追いかけました。

森の奥へ進むほど景色は幻想的になっていきます。

月光を受けて輝く花畑。

星を映した鏡のような湖。

銀色に光る蝶。

そして、どこからか聞こえる優しい遠吠え。

やがて二匹は高台の大きな岩へとたどり着きました。

眼下には月に照らされた広大な森が広がっています。

タロは胸の奥が不思議に熱くなるのを感じました。

なぜだか分からない。

でも、何か大切なことを思い出しそうな気がする。

タロは空を見上げました。

丸く輝く満月。

その瞬間――。

「アオーーーーーン!」

気づけば遠吠えをしていました。

一度もしたことのないはずなのに。

まるでずっと昔から知っていたように。

すると隣に立ったオオカミも空を見上げます。

「アオーーーーーン!」

二つの声が重なり、月夜の森へ響き渡りました。

しばらくして二匹は顔を見合わせます。

そして同時に笑いました。

月を背にした二匹の影は、まるで昔からの友達のようにも、恋人同士のようにも見えました。

やがてオオカミが駆け出します。

「競争だ!」

「負けないぞ!」

タロも全力で追いかけました。

月光に照らされた草原を。

風のように。

自由に。

どこまでも。

草を蹴り上げながら、二匹は笑うように走り続けました。

――ハウッ。

――ハウ、ハウッ。

その頃。

リビングでは、お姉さんが寝ているタロを見つめていました。

「まあ」

タロは眠ったまま尻尾を振っています。

四本の足も忙しそうに動いていました。

「今日はずいぶん楽しそうな夢を見ているのね」

お姉さんは微笑みます。

「きっと月夜の草原を走っているのかな」

タロは小さく鳴きました。

「ハウッ」

まるで返事をするように。

その時、窓の外では中秋の名月が静かに輝いていました。

もしかしたら今夜、

遠い祖先の記憶をたどりながら。

多くの犬たちが、夢の中、美しい森を駆け回っているかもしれません。

そして明日の朝は、何事もなかったように目を覚まし、朝ごはんを待つのでしょうね。

住所

緑ヶ丘東6丁目23/1
Koriyama-shi, Fukushima
963-0702

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