29/09/2026
今日は、2001年に高橋尚子さんがベルリンマラソンで女子史上初の2時間20分切りを達成した日です。
42.195キロを走り抜き、世界記録を打ち立てたその偉業の陰には、いつも一匹の小さな家族がいました。
トイプードルのラッピーです。
金メダリストの高橋さんに、遠慮なく先を歩き、「足が遅いよ」と言わんばかりの表情を見せる存在。
厳しい練習の日も、膝の手術を乗り越えた日も、ラッピーは変わらずそばにいて、高橋さんだけでなく、チーム全体の心を和ませていたそうです。
そして2024年12月。
19歳の誕生日を迎える2日前、ラッピーは高橋さんの腕の中で小さく「ワン」と鳴き、静かに旅立ちました。
高橋さんはXでこう書いています。
「現役時代からいつも心を支えてくれたかけがえのない存在。後悔やごめんねばかりが心を渦巻いてますが、本当にありがとう。ずっと大好きだよ」
その後も「この4日間、泣いて泣いて泣いての日々でした。ラッピーの存在の大きさと大切さは計り知れないぐらい偉大だと今更ながら気付きました。周りを見て、相手のことを考え、向き合う大切さ、そして無償の愛」とつづっています。
速さや記録、金メダルの輝きの向こうには、いつも支えてくれる誰かの存在があります。
言葉はなくても、ただそばにいてくれる。
嬉しい時も苦しい時も変わらず寄り添ってくれる。
そんな存在があるから、人は前を向いて歩き続けられるのかもしれません。
今日という日に、走り続けた人へ。
そして、その背中を静かに支え続けた小さな命へ。
心からの「ありがとう」を贈ります。
本当にありがとう。
ずっと大好きだよ。
「人も犬猫も、誰かを支え、誰かに支えられて生きているのではないでしょうか。」