13/09/2026
2026年の7月から8月の気象と自然の様子(2026年9月・会報135号)
全国的に40度近い猛暑が日常化して「酷暑日」という言葉が生まれました。夜間も30度前後の日が続き「熱帯夜」が当たり前になってしまいました。「記録的短時間大雨」が各地で大きな被害をもたらしています。鎌倉は雨不足なのに横浜は大雨におそわれるなど、天気の予測がつきません。次々に大きな台風が発生しているのも心配です。 ●7月から8月の谷戸でよかったこと心配なこと よかったこと ヒグラシ ミンミンゼミ 今年はゲンジボタルもヘイケボタルも数が少なかったのですが、今まで生息していた場所には一部を除いて今年も見られました。本田の奥の湿地を、水源確保のために水がたまるように作業しましたが、ヘイケボタルの生息地を避けるように作業を進めてくれたので、ホタルは無事でした。毎月定例の活動連絡会で各班の連絡がうまくいったのがよい結果になりました。 ヒグラシやミンミンゼミ、ツクツクボウシが少なかったのですが、8月になってからようやく増えてきました。クマゼミだけは増えているかもしれません。それでも例年の三分の一くらいの感じです。 心配なこと 今年は、なぜか、谷戸の一番奥(東谷ひがしやとの沖と言われる)の湿地が乾燥してしまいましたが、そこに生息していたヘイケボタルも見られなくなってしまいました。この数年、昆虫が減少していますが、珍しい種類ばかりでなく、普通に見られた種類が珍しくなりつつあります。谷戸の水路沿いを飛んでいたオニヤンマも少なくなりさびしいです。今年は、あれほど数が多かったマメコガネすらあまり見なくなり驚いています。 ●谷戸の林 40年前と今 その4 1980年代に雑木林の重要性が初めて見直され、1990年代は里山への関心が盛り上がった時代でした。当会も、昔の明るい雑木林に戻すため、大きな木や常緑樹を間引くように切ったり、ササを刈ったり、切った木を炭に焼いて循環させる試みも始めていました。炭焼き小屋と裏の明るい林はその結果です。手入れによって雑木林を拡大していくことを考えていましたが、期待したほどにはボランティアが増えないこと、木を切ることへの拒否反応が多いことから、昔の雑木林に戻すことは難航しています。新たに登場したのが「危険木(傾いて倒れそうな木)」という言葉です、最近は、市内全域で木が育ちすぎて、倒木や崖崩れがおき、ハイキングコースの閉鎖などの問題が出てきました。散策路を維持することさえ難しくなっているのです。散策路沿いの危険木を切って、災害を防止することが求められています。雑木林の復活よりも災害防止という意味で林の手入れが注目される時代になってきたようです。散策路沿いから木
全国的に40度近い猛暑が日常化して「酷暑日」という言葉が生まれました。夜間も30度前後の日が続き「熱帯夜」が…