01/05/2026
ユニークな大人が、またタビトに遊びに来てくれました。
——昨秋のこと(半年のタイムラグ🙏)
出身は東京。北海道の大学に進学し、2度の休学を経て、カヤックで日本を半周。さらに西表島ではネイチャーガイドとして過ごしていたそうです。
幼少期は自然とは無縁の暮らしだった彼。しかし、北海道で冒険部に入ったことをきっかけに、人生が大きく動き始めました。
「20代の体力や感性を満員電車で使ってしまうのはもったいない」
「五感が研ぎ澄まされている今、カヤックで日本の沿岸をぐるっと回りたい」
体験から紡ぎ出される、血の通った言葉。ぐっと見開かれた眼差し。私たちも、生徒たちも、静かに引き込まれていきました。
「海の上は、孤独で、本当に“むき出しのひとり”」
オールが水を打つ音と、自分の息遣いだけが響く海。黒い波間を進むカヤック。水中で魚を追いかける時間。浜辺に降り立ち、火を灯し、小さなテントを張る野営の暮らし。
自分だったら——と想像してみるものの、「むき出しのひとり」に身震いがして、うまく重ねることができませんでした。
彼の話には、旅だけでなく、歴史や文化、時事問題も自然に織り込まれています。バラバラの知識を自分の中でつなぎ合わせ、物事の「一番大事なところ」を掴み取り、しなやかに組み立てていく力。そのキレと柔軟さに感心すると同時に、どこか懐かしさも覚えました。
受験勉強について、彼はこう話してくれました。
「目標に対して、何が必要で何が足りないのか。どう取り組むべきか。どれだけ主体的に向き合えるかだと思う。カヤックも同じで、その日の進路、天候、風や波を読み、自分の装備を見極めて決めていく。どちらも手探りで、自分の感覚を頼りに進むべき道を選んでいくという点では同じ」
強いなぁ。なんて自由なんだろう。
これから彼は、加賀市で地域おこし協力隊として、移住促進の仕事に携わりながら暮らしていくそうです。日本の南・西表島から北海道まで巡った彼が、なぜ加賀市を選んだのか。
その理由は彼のブログ 移住サイトのスマウト『【加賀市移住記】【4月編】カヤックで日本海を縦断した20代男が加賀市に移住した』に綴られています。ぜひ読んでみてください。地元にいる私たちにとっても、新しい発見があり、加賀市を誇らしく思える内容です。
どこかで彼を見かけたら、ぜひ声をかけてみてください。
勉強は、やっぱり人を自由にする。
それは単に「役に立つかどうか」ではなく、知識や思考を磨くことで、既存の価値観や無知による制約から抜け出し、自分らしい人生を生きるための力になるから。
やっぱり、勉強って大事だなと思います。
勉強したい人、学べる環境にいる人は、ぜひタビトで一緒に学びましょう。今年度も、こんなふうに面白い大人を招いたり、加賀の魅力を案内していきます。
生徒は、まだ若干名募集中です。
お問い合わせ、お気軽にお待ちしています。