14/07/2025
ちょっとブレイクで!
漫画に「Shrink」という精神科医の本があります。色々な本やコミックに関しては、現場の人間としては、結構突っ込みどころが多く「いやいや待て待て」「それはないだろう!」と読みながら感じることが多くありますが、この本の15巻の自立援助ホームについては、なかなか考えさせられるものがありました。(僕個人の感想だからね)
特に、最後のほうのアナウンサーの北野さんがテレビで語るくだり、「家(ホーム)とは何でしょうか・・・」のくだりは、本当に考えてほしい事だと思いました。
また、ホーム長の野間さんのように「いつ帰ってきて大丈夫なように住み込みで勤務したい」と思う人たちも、自立援助ホームだけでなく児童養護施設にもいますし、子どもたちにいつでも対応できるようにスタッフに住み込んでもらっている施設もあります。
でも、突っ込みどころも満載でしたけどね。
特に「自立援助ホームは児童福祉の最後の砦」というくだりは、昔「児童養護施設は児童の最後の砦」と言っていたのになあとか思ったりしましたけどね。
また、年齢制限の撤廃は児童養護施設でも同じように適用され、18歳になったら出ていかなければいけないという事も今はなくなっています。少なくとも措置で20歳まではいられるようになっているし、児童自立生活援助事業を活用すれば、自立援助ホームと同じように当分の間いられるようになっていますよ。
ちなみに、溢愛館では大学を出るまで対応できるようにずっと考えていて、何人もの子どもたちが大学を卒業していますよ。
こども家庭庁が無駄使いをしているという人がYouTube等で多くいますが、子ども家庭庁に変わって制度が大きく変わり前進した部分も数多くあります。
制度の変更は、それ自体良いことを考えていてもいざ実行するとそれによる弊害が多く出てくるので、少しでも弊害を減らすように努力するしかないのだと思います。
(トラック運転手の労働時間の制限のように、運転手の方の福祉を考えた政策が、物量コストを上げたり、人手不足を生み、移民問題を顕在化させ、運転手の総賃金の低下を招くなどの副次的効果を生むと同じようなことが、こども家庭庁管轄の業界にも起こってくるのです)