16/05/2022
2021年度 薪の働きもんの物語
原付バイクで風を切る。
最近気になり出したお腹のお肉がゆれる。
向かう先は、通い慣れたいつもの場所「薪遊庭」
高校受験、大学受験、そして就職。
順調な人生の区切りを付けて生きてきた。
働いて上司に怒られ続けて3か月。新人社員を終了した。
そこから、誰にも怒られず、誰にも怒らない、自問自答が始まった。
窓の外から聞こえて来る声が、何故か就職まで一緒やった同級生の顔と重なる。
“もう人とは関わらない”
いつ決めたのかは忘れたけど、そんな気持ちが石の様に僕のお腹の真ん中に座った。
母ちゃんの心配はいつも家中の空気を包んでた。だから言えんかった。
やること、やれることはインターネット。
そんなパソコンの中の世界での出会い。
「暇ならお前も手伝ってくれよ」細い回線から太いメッセージが流れてきた。
まず、薪ストーブに火をつけるアイテム「着火材づくり」を手伝った。
そして、主役である薪を割るという作業へ手伝いは広がった。
薪の材料は必ず山から切り出されるコト。
ガッツリ乾燥した薪がええ薪であるコト。
誰かの暮らしのエネルギー源になるコト。
手伝いは「僕の仕事」になった。
2022年の春。
手伝い始めたあの日から6年になる。
働くとよく食べる。若かった時とは違う。お腹にも脂がのる。
後輩が入ってくる。原付バイクもそろそろ替え時。そろそろ…
夏に向けて地元の会社での「僕の働き」を試してみる。
新しい原付バイクで新しく向かう先がそろそろ出来る。