北陸古民家再生機構

北陸古民家再生機構 北陸古民家再生機構, 非営利団体, 順化2-16-14 FLATビル 3階, Fukui-shiの連絡先情報、マップ、方向、お問い合わせフォーム、営業時間、サービス、評価、写真、動画、お知らせ。

古民家の現状
1.古民家の魅力

古民家に住んだ経験の無い、現代人のわたしたちが実際に古民家の真ん中に立ってみると、緊張が解けてなんともいえない心地良さに包まれます。古民家は長い歴史の中で日本人が造りあげた最も日本の風土に合った家であり、今日まで生き残った古民家は心地良い住まい方の知恵や工夫で溢れたいわば先人たちの住文化の結晶ではないでしょうか? 一見無駄にみえる箇所にもひとつひとつに意味があり、創意がある。その優れた日本文化の結晶ゆえに、わたしたちは静かな安らぎを感じることができるのです。
2.古民家の現状

古民家は日本における木の文化の原型といわれています。長い歴史の中で生き残ったその造形や機能美のすばらしさは注目に値します。特に「越の国」北陸地区の古民家は、構造や材料など「質」のレベルが高く、耐久性に優れており、その多くが比較的良い状態のまま残存しています。しかしながら、昨今の住宅

を取り巻く環境変化により、こうした優れた古民家が1日数軒ペースで急速に取り壊されているのが現状です。
古民家は今日の生活のために造られた住まいではないために、現代人が求める便利さや機能性との間にはどうしてもギャップが生まれてしまいます。そこに住む人たちにとっては不便で無駄と思われる空間が多く、現代の住宅ならば欠陥といえる部分(寒さ、雨漏り、隙間風など)があります。家族が歳を重ねる中で「先祖代々伝わる家を簡単に壊したくないが、住むには不便」と考え、多くの住人が文化財としての保存か、取り壊しかの選択を迫られているのです。
3.古民家の再生

わたしたちが考える「古民家再生」とは、古民家を現代人が心地良く生活できる空間、建物にすることです。古ければ良い、古く見えれば良いという表層的な認識ではなく、古民家の持つ空間や材料、量感や奥行きなどそのものの良さを十分に生かしながら、現代感覚や新しい意味を加え、新鮮な現代的価値を持たせることを目的とします。重要文化財を修理して資料館にするような取り組みは、時間の流れを止めた保存であり、わたしたちが目指す古民家再生とは相反する考え方といえます。時間の動きの中で新しい価値を持たせ、そこに住む現代人の要求を満たし、次世代へと継承していくこと。それがわたしたちの仕事であり、今、必要とされている古民家再生であると言えるでしょう。
4.北陸古民家再生機構の役割

現代人が積極的、永続的に古民家を使い続けるためにはデザインや空間づくりといったハード面へのアプローチが重要な鍵であり、現代人をひきつける魅力あるハード(建物、場所)があればおのずからソフトがついてくると言えます。
「北陸古民家再生機構」はそのためのさまざまな調査、研究、開発、発信機能を担います。
「北陸」地域に限定することで、地域の伝統技術の継承という切実な問題意識を共有する参加メンバーの力を存分に発揮することができ、古民家再生という社会的要請にスピーディに対応することができるのです。「古民家再生」の先には現代人が真に求める「理想的な建物」があり、そのまた先には戦後の多様な住宅建設によって日本が失ってしまった「美しい街並み」があります。再生された古民家で求められる道具こそ、現代生活の中で忘れられつつある伝統的工芸品であり、古民家再生は「伝統的工芸品の復活」にむけたインフラ整備といえるでしょう。こうしたキーワードを様々な形で追求し、結果を社会に還元し、豊かな住文化、
美しい日本を取り戻していく役割を担うことを最終的な目標に掲げていきます。

住所

順化2-16-14 FLATビル 3階
Fukui-shi, Fukui
910-0023

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