07/05/2026
今から13年前の2013年4月24日、バングラデシュの首都ダッカ近郊で8階建てのビル「ラナ・プラザ」が崩壊し、1100人以上が死亡、2000人以上が負傷しました。
事故の前日、ビルに大きな亀裂が見つかり、従業員は身の危険を感じ、中に入ることを拒んでいました。それでも事故当日、工場の管理者は従業員に仕事を続けるよう命じ、ビルは多くの従業員を中に閉じ込めたまま崩れ落ちました。
この建物には、世界の有名ブランドを始めとした多くの衣料品会社の縫製工場が入居していました。この崩落事故は、ひび割れた壁や違法増築などのインフラの欠陥のみならず、労働搾取に頼ったグローバル企業のビジネスのあり方や、労働者の権利・安全を守らない法律のしくみといった、構造的な欠陥を炙り出しました。
崩落事故から13年の時が経った今でも、従業員は、さまざまな問題に直面しています。
・危険な建物での労働
・労働組合への弾圧
・生活できないほどの低賃金
・過重労働を迫る圧力
・無視される労働者の権利
その一方で、政府・工場・世界的なファッションブランドは、従業員を抑圧することで利益を得続け、工場にはスピード重視の大量発注を迫り続けています。
労働者には、労働組合を作り、団体交渉を通じて待遇改善を勝ち取る権利があります。
2026年2月の総選挙を経て発足したバングラデシュの新政権は、長年の問題に取り組み、こうした惨事を二度と起こさないために、労働者の権利保護に根ざした法律を整備すべきです。
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