31/07/2025
ディープデモクラシー・センターの設立は、2015年5月。
早いもので、もう10年活動を続けてきたことになります。
当初は、中間支援NPOとして、県内外のNPOセンターや市民活動センターで、相談支援にあたる仲間たちと、千葉県内の市民活動支援のレベルアップのために活動を始めました。千葉県のボランティア参加促進事業を手始めに、千葉県に暮らす方々が地域活動や社会活動に参加することを促し、市民活動団体やNPOを立ち上げて、活動していくことを多方面からサポートすることからスタートしました。
ところが活動をしていくと、実際に課題に取り組む方たちよりも多くの課題が、県内に存在することがわかり、目の前の解決されない課題を前に、仕方なく自分たちで直接、課題解決の対応してきました。そして、気がついたときには、ホームレス支援団体であり、困窮者や居場所を失った方々の生活再建を支援するNPOであったり、災害支援のNPOだったり、県内のいろんな困りごとに対応するNPOとして認知されるようになりました。
こんなはずではなかったのに・・・、とは思いながら、今日まで活動を続けてまいりましたが、その甲斐あってか、他の誰よりも根気強く対応する団体として、それなりに評価されるようになり、ホームレス自立支援計画の委員にさせていただいたり、県内各市町で、生活困窮者自立支援法の事業を担う初任者や、現任者への研修なども担当させていただくようになり、ディープデモクラシー・センターの支援の有り様を多くの方の知っていただけるようにもなりました。他にはできない、どこも引き受け手がなくなった方や、これまで何度も同じ過ちを続けてきた方たちが、フツーに暮らし、形成したコミュニティは、わたしたちの誇りでもあります。
反面、これまで商売っ気がない、というのか、事業性がないというのか、あまり、利益や金銭にこだわらずに活動を続けてきたこともあり、事務所の家賃も滞納気味なのに、仮放免のパキスタン人や、公的な支援を受けることの難しい方々の生活を支えているという負担も大きく、このあたりでなんとかなしないと、資金的にも、人材的にも、持続可能ではないと考え、今回、あらたに、「learning by duoing 支援者のためのトレーニング」を実施することにいたします。
わたしたちは、支援/被支援という言葉は、普段はあまり使わないですし、支援/被支援といった関係性を越えていくことに、務めてきました。しかしここではあえて、自分たちは支援者たりえるのか?という自問の意味を越えて、『支援者のためのトレーニング』という表現を選びました。自分たちは当たり前と思っていることも、社会全般から見ると、そうでもないことが多いようです。わたしたちは、あたりまえのこと、教科書通りのことをやっているつもりなのですが、どうもそうでもないようです。
実際に、ディープデモクラシー・センターに関わる方たちにも協力してもらって、ケーススタディというよりはオープンダイアログみたいなことをしたり、いろんな取り組みを通して、支援やケアについて考えをあらたにする場にしたいと思っています。
初回のテーマは『プレイ』としました。確かな自己認識、システムの仕組みの分析、人間理解、アイデアの伝達、柔軟な思考、クリエイティブな問題解決、生産的な協働、人間の体験のデザイン、ものづくりという厳密なプロセス、文化との批判的なつながり、などを、楽しみながら考えていきたいと思います。
様々な現場や、様々な地域で、日々、対人支援という、困難で重要なミッションと格闘する皆さまと、レベルアップ、スキルアップしていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
ディープデモクラシー・センター
learning by doing.
支援者のためのトレーニング
第一回『プレイ』
2025年8月30日(土) 13〜16時
ときわだいらくらしラボ
(千葉県松戸市常盤平2−9−6 第5石川ビル)
講師(役)桑田雅子&加納基成
参加費・3,000円(要申込)
お申し込みはこちら↓
https://forms.gle/6Vdv2wwuYrSCyPwZ7
主催・特定非営利活動法人ディープデモクラシー・センター
協力・一般社団法人千葉南部災害支援センター