09/04/2026
ダンカンカリスターの詩
すべては神
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神、神、神
九〇年代のある日。
私のイニシエーションと目覚めの時代のはじまり。
それは今もなお続いている。
私は、いつまでもしゃべり続けていた。
語ることはただ一つ、神のことだけ。
しかし、すべては神なのだから、
何について語ろうとも、
真実からそれほど遠く離れることはない。
神、神、神。
スワヤンブーの丘のふもとで、
祈りの車輪を回しながらチベット人が唱える。
神、神、神。
高野山の森の寺で、
黒い衣をまとい、頭を剃った僧が唱える。
神、神、神。
ダマスカスのモスクで、
ムスリムが絨毯の上に何度も額ずきながら唱える。
神、神、神。
女性の入ることの許されないアトス山で、
昼も夜も絶えず唱えられている。
神、神、神。
マザー・テレサの修道女たちは、
青と白のサリーを洗い、
ハンセン病の人びとや、忘れられた人びとに
食べ物と薬を届けに出てゆく。
神、神、神。
テレビの伝道師が、
あらかじめ録音された祈りに
あなたも参加しませんかと呼びかける。
神、神、神。
バプテスト教会の聖歌隊が、
足を踏み鳴らし、体を揺らしながら、
魂の音楽、ソウルミュージックを歌う。
神、神、神。
黒い外套をまとい、長いもみあげを垂らしたラビが、
エルサレムで、自分の心臓の鼓動に合わせて
体を揺らしながら嘆き祈る。
神、神、神。
ロック歌手は歌う、
「愛とは何かを知りたい」と。
ジョニー・B・グッドの響きが
熱狂した聴衆の上を駆け抜ける。
神、神、神。
消防士が、
爆発で壊れた瓦礫の中から
血まみれの子どもを抱えて運び出す。
神、神、神。
ゲットーの少年のウージー銃が
自分と同じような少年の住む街を撃ち抜く。
神、神、神。
チェルノブイリの燃え尽きた原子炉の近くで生まれ、
髪を失った赤ん坊を抱きながら、
母親が helpless に泣いている。
神、神、神。
シャーマンは霊薬を飲み、
ワニや蛇や鳥と一体となり、
永遠を背景に宇宙と交わる。
神、神、神。
宇宙飛行士たちが、
信じられないほど広大な宇宙の中で、
狭い金属の殻の中を漂いながら
同じ空間を分かち合う。
神、神、神。
赤ん坊が母の胎内を離れ、
地球という星の新しい冒険をはじめる。
それは神の微笑み。
神、神、神。
オレゴンの土がひと握り、
黒い棺の上にふりかけられる。
その一方で、ガンジス川の岸辺では
火葬の炎が燃えている。
神、神、神。
オレンジ色の髪、ピアス、入れ墨の若者が
列車に乗っている。
その隣には、
デザイナーのスーツとネクタイ、
革のブリーフケースを持つ男。
そして主は、
このすべての創造を見渡し、
こう言われた。
「それは良い。」
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この詩は本当に深いですね。
まるで
「世界のすべての出来事の中に神がいる」
というメッセージの詩です。