07/05/2026
【団体紹介】地域から世界とつながる場所をめざして ― まんまるあかしの橋渡し
まんまるあかしは昨年度より、日本国際交流センター(JCIE)様と(特活)青少年自立援助センター様による「外国ルーツ支援における地域的・分野的ひろがり応援事業」(休眠預金等活用事業)のご支援を受けています。
この事業は、外国ルーツの方々の急増やニーズの多様化といった現状を踏まえ、
日本で暮らす外国ルーツの方々が社会経済的に自立し、一人ひとりが持つ力を十分に発揮できる未来をめざす取り組みです。
そのために、地域で外国ルーツ支援を担う団体の基盤づくりを進めることを目的としています。
このたび、JCIE様がまんまるあかしの活動を紹介する記事をFacebookで公開してくださいました。
よろしければ、ぜひご覧ください!
【団体紹介】地域から世界とつながる場所をめざして ― まんまるあかしの橋渡し
【外国ルーツの人々と地域の人がともに作る、地域のなかの居場所】
皆さん、こんにちは!JCIE人の移動チーム広報担当です。
今回は、兵庫県明石市を拠点に、新たな取り組みを始めようとしている特定非営利活動法人 多文化センター「まんまるあかし」の久保さんにお話を伺いました。
📍「兵庫県明石市」の特徴
・もとは朝鮮半島や中国にルーツを持つ方が多かった地域。
・海沿いに工場地帯があり近年ベトナムの技能実習生などニューカマーの方が増加している。
・技能実習生以外では、単身者が少なく家族滞在が多い。
🏢「まんまるあかし」について
まんまるあかしは、「育てる」「支える」「つながる」「つなぐ」の四つの柱となる事業を通して、「国籍や文化の違いを壁にせず、共に生きる!」地域社会を目指して活動している団体です。
地域の生活者としての大人や外国ルーツの子どもたちへの日本語支援から、通訳翻訳、国際交流の講座やイベントまで幅広い取り組みを行っています。また地域住民と外国籍住民をつなぐ語学や料理の講座、カフェ事業を通して、全ての住民が安全で安定して暮らせる居場所と関係づくりをサポートしています。
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今回は、まんまるあかしの立ち上げに関わった代表の久保さんにお話をうかがいました。
🎤本日はよろしくお願いします!まず、団体設立のきっかけについて教えてください。
👤 「外国ルーツの子どもへの支援の受け皿」が必要だった
市の国際交流協会で大人向けの生活に必要な日本語教室に関わっていたが、外国ルーツの子どもたちが支援からもれてしまっていました。そこを補うために、2015年4月ボランティアグループを立ち上げたのがスタートです。
🎤外国ルーツの子どもをめぐる状況はその後変化しましたか。
👤 考え方のアップデートの重要性
昔に比べて、子どもたちに目を向けてくれる人は多くなっています。しかし、まだノウハウが追いついておらず、教え方が分からないことも多いです。日本式のやり方を押し通すと当事者の子どもは大変で困ってしまいます。いろいろなやり方があるということを理解し、その子その子を見て合うスタイルを考えて、すり合わせをしていくことが大事だと思います。勉強のスタイルや学校の教育スタイルも変わってきており、支援者も考え方をアップデートしていくことが重要です。
🎤いろいろな楽しそうなイベントをされていますが、なにか課題はありますか。
👤 みんなが自然と話せる雰囲気が理想
外国人女性を対象とした10名ほどの少人数のイベントなどを開催していますが、リピーターが多いです。メンバーが固定化してしまうことも一つの課題ですが、一方で防災学習会などには人が集まらないという問題もあります。また交流が目的でもクラフト系では複雑なものだと参加者が作業に集中しすぎて会話や交流がなくなるし、簡単すぎても満足してもらえません。どうやったらみんなが自然と話せる雰囲気のイベントになるかを模索しています。
🎤在住外国人を応援するカフェ事業をされていますが、詳しく教えてください。
👤 地域の方も楽しめるチャレンジカフェ
まんまるカフェは、地域在住外国人の頑張る気持ちを応援するチャレンジカフェです。ランチタイムは外国人シェフが料理をする世界の日替わりランチが楽しめます。週末の夜は、世界のレシピでのおつまみと世界のビールが味わえるバルです。2024年8月にオープンしました。
カフェ事業は大変ですが、楽しいです。外国人スタッフは、調理と接客で生の日本語に触れる経験を積むことができます。外国人スタッフについては、食事の量などの感覚の違いと日本語のレベルがなかなか課題ですが、少しずつ学んでいき、お客さんも事情を分かって見守ってくれています。リピーターのお客さんも多く、小学校進学前の子ども連れのお客さんもよく来ています。
🎤最後に、今後の展望についてお聞かせください。
👤 「草の根」をさらに育てていく10年に
団体としてこれまで10年やってきて、「これをしてほしい」「これが困っている」という声に応えて事業化して大きくなってきました。今までやってきたことをベースにして、もっと何かできることを考えて、次の10年続けていけるように見直しをしています。
日本語支援活動では勉強に関する支援だけでなく居場所づくりも、また、カフェ事業では採算がとれるようにして、地域の人が世界とつながる場所となっていきたいです。
この「草の根」の活動が枯れてしまわないように、次の10年間がんばっていきたいです。
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支援から取り残されそうだった子どもたちの日本語学習への対応から始まり、地域のニーズに応え続けて、地域での信頼関係を築いてきた、まんまるあかしの歩み。
そこには地域の住民が参加でき多文化に触れることのできる場があること、明石にいて世界につながることを自覚することで、楽しく安心して暮らせる地域づくりに誰もが関われることを感じさせてくれる将来像がありました。
まんまるカフェにも行ってみたいし、今後の展開に、引き続き注目していきたいと思います📚
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