27/07/2026
7月22日(水)苫小牧経済センタービル6階大会議室にて苫小牧支部7月例会を開催し、オンライン参加を含め計75名が参加しました。
本例会では「社長!私たちの頑張りはちゃんと伝わっていますか?~人を生かす人事評価制度の考え方~」と題し、講師に社会保険労務士事務所テラス 代表 倉 雅彦氏(札幌)をお招きしました。
冒頭、「人事評価制度は人材育成のために機能されていますか?」との問題提起があり、人事評価制度は求められている能力と現状とのギャップを認識し、成長につなげるためのツールであるべきとのお話がありました。
そのうえで、うまくいかない人事評価制度の理由について、目的がはっきりしていない、慣れていない、力の配分を間違えているという3つを指摘され、ヴィジョンの明確化、評価する人のスキルを伸ばす、力の配分を変えるという対処法を示されました。
評価者が傾聴スキル・質問スキル・承認スキルというコーチングスキルを活用しながら目標設定から期間観察、そして評価までしっかり仕組みとして作りこみ、人材育成につなげることが重要と説かれました。
人事評価制度をツールとして人材育成をすることで持続的に成長できる組織にしていくこと、そして組織の成功の循環モデルすなわち①関係の質→②思考の質→③行動の質→④結果の質というグッドサイクルを作り出して行くことが肝要と提案され、講演は終了しました。
講演後のグループ討論においては、人事評価制度を導入済の企業、導入を検討中の企業、導入を考えていない企業など規模や状況も様々な中、制度は導入しているがなかなかうまくいっていないという声や評価の公平性を保つことの難しさ、評価者側のスキル・基準の明確化が必要など、現状や今後について積極的な議論が交わされ、決められた時間では足りないほどの熱気に包まれ、学びが多い例会となりました。
(投稿/経営厚生労働委員会)