(特活)アフリカ地域開発市民の会(CanDo)

CanDoはマラウイ共和国パロンベ県の初等学校において、ライフスキル教育を基盤とした教育と健康・安全を保障する活動形成事業を2023年12月に開始。JICA草の根技術協力の受託事業で、県の9教育区のうち4教育区を対象として、事業期間は202...
28/05/2026

CanDoはマラウイ共和国パロンベ県の初等学校において、ライフスキル教育を基盤とした教育と健康・安全を保障する活動形成事業を2023年12月に開始。JICA草の根技術協力の受託事業で、県の9教育区のうち4教育区を対象として、事業期間は2026年11月末までの3年間です。
 父母リーダーへの研修とその後の活動形成、および教員への研修と教員・父母リーダーが協働する活動形成、そしてチーフへの研修を行ないます。モザンビーク国境に接した南東部のナゾンベ教育区(11校)とクランベ教育区(12校)で始め、次に北部のミテケテ教育区(8校)とコンゴロニ教育区(12校)を対象として活動しています。

□クランベ教育区でチーフ研修

クランベ教育区で、チーフ研修の第2回から第4回を実施し、完了しました。テーマは、②社会における対立の回避と共存、③性に関わる課題の理解、④家庭内暴力の終結と予防です。登録チーフは、12校120名で、全4回の累計出席率は98.1%となりました(2枚目の写真)。

□ミテケテ教育区、コンゴロニ教育区で父母リーダーによる学校活動

 ミテケテ教育区、コンゴロニ教育区の3校で、100ドル分の資材を供与した、父母リーダーによる課題解決に向けた行動計画1の学校活動が完了しました。活動の詳細は次の通りです。

◆ミロンガ校(ミテケテ教育区)
―2025年11月11日 覚書締結/2026年3月10日 最初の資材供与/4月9日 活動完了―
 父母リーダーが行動計画1で提示した子どもが抱える課題は、①机の破損により病気にかかる可能性があること、②教室の床の破損により、子どもの服が汚れること、③トイレと机の不足。次に提案した課題解決のための活動は、①机の修理、②床補修。一般保護者は、①机の修理、を選びました(3枚目)。当会は、木材36本、ボルト・ナット155個、釘2kg、木材用接着剤1/4L、サンドペーパー2枚を供与。20台の机・椅子(うち14台は全体修理、6台は机か椅子のどちらかを修理)が完了しました。

◆ニェゼレラ校(ミテケテ教育区)
―2026年1月29日 覚書締結/3月16日 最初の資材供与/4月17日 活動完了―
 父母リーダーが行動計画1で提示した子どもが抱える課題は、①女子の服が汚れていると学校に行きたがらないこと、②埃による疾病が増加し、咳を引き起こすこと。次に提案した課題解決のための活動は、①屋根補修と女子用トイレ壁の石灰塗布、②机の修理。一般保護者は、②机の修理、を選びました(4枚目)。当会は、木材30本、ボルト・ナット100個、釘1kg(2インチ)、木材用接着剤1L、サンドペーパー2枚を供与。13台の机(うち10台は全体修理、3台は机か椅子のどちらかを修理)が完了しました。

◆フェンベズ校(コンゴロニ教育区)
―2024年8月14日 覚書締結/2024年9月23日 最初の資材供与/2026年4月23日 活動完了―
 父母リーダーが行動計画1で提示した子どもが抱える課題は、①生理ナプキン交換室の不足による生理期間中の女子生徒の欠席や中途退学、②机の不足による生徒の欠席や学習意欲の低下。次に提案した課題解決のための活動は、生理ナプキン交換室の補修、②机の修理。一般保護者は、①生理ナプキン交換室の補修、を選びました。当会は、セメント(50kg)3袋、屋根およびドア枠用木材、釘・鉄線、蝶番、木材防腐剤、塗装ブラシ、南京錠を供与しました。そして、木製ドア枠2つ、セメント10kg、釘6本(5インチ)を特別供与。学校の波トタン、ドアを再使用しました。生理ナプキン交換室1室・女子トイレ2室の屋根・ドアを設置し、補修が完了しました(5枚目)。学校からのドア提供が遅れたため完了まで日数がかかりました。
 
□クランベ教育区とナゾンベ教育区でライフスキル教員と父母リーダーによる学校活動

 父母リーダーによる行動計画1による学校活動が終了した学校では、行動計画2に基づくライフスキル教員と父母リーダーによる学校活動を実施します。行動計画2は、教員が子どもの教育や保健・安全に関する具体的な課題を確認し、その改善のために父母リーダーと協働して、資機材購入費100ドルの範囲内でできる2つの活動を提案します。そして、父母リーダー、チーフ、校?、ライフスキル教員、各委員会メンバーが参加する会議で、行動計画2を説明し、うち1つの活動を選んで覚書を締結し実施します。
 クランベ教育区の4校に専門家を派遣して作業を実施。ナゾンベ教育区の4校と覚書を締結しました。
 
 クランベ教育区の3校とナゾンベ教育区の1校では、行動計画2に基づく学校活動が完了しました。詳細は次の通りです。

◆リカナ二校(クランベ教育区)
―2026年1月16日 覚書締結/4月20日 最初の資材供与/4月27日 活動完了―
 教員と父母リーダーが行動計画2で提示した子どもが抱える課題は、①教室の床の状態が悪く子どもが負傷すること、②教室の床の状態が悪く、子どもの学習環境が劣悪であること、③学校に子どもの小用スペースがないこと。次に提案した課題解決のための活動は、①教室の床補修、②小用スペースの建設。一般保護者は、①教室の床補修を選びました。当会は、セメント(50kg)9袋を供与。5年生の教室の床、ベランダ、斜路補修、および1年生の斜路補修が完了しました。

◆ムロザ校(クランベ教育区)
―2026年1月12日 覚書締結/3月11日 最初の資材供与/4月8日 活動完了―
 教員と父母リーダーが行動計画2で提示した子どもが抱える課題は、①清潔な水の不足、②学習のための信頼できる灯りの不足、③学習に適していない環境、④教科書の不足。次に提案した課題解決のための活動は、①教室の床・窓・排水路の補修、②太陽光パネルの設置。一般保護者は、①教室の床・窓・排水路の補修を選びました。当会は、セメント(50kg)9袋を供与。教室の床・窓・排水路の補修が完了しました(6枚目)。

◆ナマタパ校(クランベ教育区)
―2026年1月14日 覚書締結/4月21日 最初の資材供与/4月21日 活動完了―
 教員と父母リーダーが行動計画2で提示した子どもが抱える課題は、①壊れた机があること、②教育・学習教材の不足。次に提案した課題解決のための活動は、①机の修理、②教科書・教員ガイドの購入。一般保護者は、 ②教科書・教員ガイドの購入を選びました。当会は、聖書知識(1, 2, 4年生;計30冊) 、表現芸術(1, 2,3, 7年生;計23冊) 、チェワ語(5, 7, 8年生; 計18冊)、英語(5, 6, 7, 8年生;計23冊) の教科書、および聖書知識(1, 2, 3, 4年生;計10冊) 、表現芸術(2, 5年生;計2冊) 、農業(4, 6, 8年生; 計3冊) 、英語(6年生; 1冊) 、社会と環境学習(6年生; 1冊) 、科学と技術(7年生; 1冊) の教員ガイドを供与しました(1枚目)。

◆マンガジ校(ナゾンベ教育区)
―2026年3月12日 覚書締結/3月27日 最初の資材供与/4月13日 活動完了―
 教員と父母リーダーが行動計画2提示した子どもが抱える課題は、①生理用ナプキン交換室の状態が悪いこと、②破損した小便器、安全性の低いトイレ、③机と教室の床が十分に整っていないことで、起こる怪我。次に提案した課題解決のための活動は、①7年生の教室の床補修、②机の修理。一般保護者は、①7年生の教室の床補修を選びました。当会は、セメント(50kg)9袋を供与しました。7年生の1教室の床と斜路の補修が完了しました。

マラウイでの活動報告―2026年3月 CanDoはマラウイ共和国パロンベ県の初等学校において、ライフスキル教育を基盤とした教育と健康・安全を保障する活動形成事業を2023年12月に開始。JICA草の根技術協力の受託事業で、県の9教育区のうち...
14/05/2026

マラウイでの活動報告―2026年3月

 CanDoはマラウイ共和国パロンベ県の初等学校において、ライフスキル教育を基盤とした教育と健康・安全を保障する活動形成事業を2023年12月に開始。JICA草の根技術協力の受託事業で、県の9教育区のうち4教育区を対象として、事業期間は2026年11月末までの3年間です。
 父母リーダーへの研修とその後の活動形成、および教員への研修と教員・父母リーダーが協働する活動形成、そしてチーフへの研修を行ないます。モザンビーク国境に接した南東部のナゾンベ教育区(11校)とクランベ教育区(12校)で始め、次に北部のミテケテ教育区(8校)とコンゴロニ教育区(12校)を対象として活動しています。

□コンゴロニ教育区、ミテケテ教育区、クランベ教育区でチーフ研修

 コンゴロニ教育区、ミテケテ教育区、クランベ教育区の3教育区でチーフ研修を実施しました。研修のテーマは4つで、①ライフスキル教育の理解、②社会における対立の回避と共存、③性に関わる課題の理解、④家庭内暴力の終結と予防です。
 2月に開始したコンゴロニ教育区では第3回と第4回を実施。登録チーフは12校120名、全4回の累計出席率は99.2%となりました(2枚目の写真)。ミテケテ教育区は、全4回を実施。登録チーフは8校80名、累計出席率は96.9%。クランベ教育区は、第1回を実施。登録チーフは12校120名で、出席率は100%でした。

□ミテケテ教育区で父母リーダーによる学校活動

 ミテケテ教育区の2校で、100ドル分の資材を供与した、父母リーダーによる行動計画1の学校活動が完了しました。活動の詳細は次の通りです。

◆ゼンジェ校(ミテケテ教育区)
―2026年1月15日 覚書締結/2月11日 最初の資材供与/2026年3月22日 活動完了―
 父母リーダーが行動計画1で提示した子どもが抱える課題は、①机不足により授業中に床に座ること、②埃の多い場所に座ることにより、インフルエンザなどの病気にかかること。次に提案した活動は、①床補修、②机の修理(3枚目の写真)。一般保護者は、①机の修理、を選びました。当会は、木材(1*8*108インチ)30本、ボルト・ナット200個、釘2kg、木材用接着剤1/2L、サンドペーパー2枚を供与。31台の机・椅子(うち19台は全体修理、12台は机か椅子のどちらかを修理)が完了しました。

◆ナマンジェレマ校(ミテケテ教育区)
―2025年10月1日 覚書締結/2025年11月18日 最初の資材供与/2026年3月5日 活動完了―
 父母リーダーが行動計画1で提示した子どもが抱える課題は、①教室のドアや一部の窓が開口部のみで、子どもの安全確保が不十分であること、②壊れた机による不衛生な環境、③不衛生による疾病の恐れと床に座り、教育への関心が下がること。次に提案した活動は、①教室のドア設置、窓開口部への通風ブロック設置、②机の修理。一般保護者は、①教室のドア設置、窓開口部への通風ブロック設置を選びました。当会は、セメント(50kg)3袋、ドア1枚、釘(4インチ)12本、蝶番2個、南京錠対応ボルト1個、南京錠1個を供与。教室のドア購入・防虫剤の塗布・設置、通風ブロックの作成と窓開口部への設置が完了しました。

□クランベ教育区とナゾンベ教育区でライフスキル教員と父母リーダーによる学校活動

 父母リーダーによる行動計画1による学校活動が終了した学校では、行動計画2に基づくライフスキル教員と父母リーダーによる学校活動を実施します。行動計画2は、教員が子どもの教育や保健・安全に関する具体的な課題を確認し、その改善のために父母リーダーと協働して、資機材購入費100ドルの範囲内でできる2つの活動を提案します。そして、父母リーダー、チーフ、校?、ライフスキル教員、各委員会メンバーが参加する会議で、行動計画2を説明し、うち1つの活動を選んで覚書を締結し実施します。
 クランベ教育区の5校に専門家を派遣して作業を実施。ナゾンベ教育区の2校と覚書を締結しました。クランベ教育区の3校では、行動計画2に基づく学校活動が完了しました。活動の詳細は次の通りです。

◆チトコロ校(クランベ教育区)
―2026年1月21日 覚書締結/3月2日 最初の資材供与/3月9日 活動完了―
 教員と父母リーダーが行動計画2で提示した子どもが抱える課題は、①子どもたちの欠席、②水媒介性疾患と空気媒介性疾患の発生。次に提案した活動は、①男子用小用スペースの建設、②教室の床補修。一般保護者は、① 教室の床補修を選びました(4枚目の写真)。当会は、セメント(50kg)9袋を供与。1教室の床補修が完了しました。

◆マカワニ校(クランベ教育区)
―2026年1月13日 覚書締結/2月17日 最初の資材供与/3月9日 活動完了―
 教員と父母リーダーが行動計画2で提示した子どもが抱える課題は、①小用(排尿)スペースの不足、②衛生用品の不足(思春期の女子の衛生用品の不足と蛇口付きの手洗い台とバケツ)、③不衛生な衛生状態および下痢などの疾病の発生。次に提案した活動は、①男子用小用トイレの建設、②全教室への手洗い台の設置。一般保護者は、①男子用小用スペースの建設を選びました(5枚目の写真)。当会は、セメント50kg)8袋、レンガ補強用ワイヤー2個、ポリ塩化ビニル管1個を供与(学校がレンガを負担)。男子用小用スペース1棟が建設され下水パイプが敷設されました。

◆クランベ校(クランベ教育区)
―2026年2月13日 覚書締結/2月26日 最初の資材供与/3月9日 活動完了―
 教員と父母リーダーが行動計画2で提示した子どもが抱える課題は、①教室不足により、子どもたちが概念を理解できないという認識につながっている、②教室の窓が壊れていて、授業中に悪天候の影響を受けること。次に提案した活動は、①教室の屋根補修、②教室の窓ガラスの購入。一般保護者は、①教室の屋根補修を選びました(1枚目の写真)。当会は、木材(2*3インチ*12フィート)50本、防虫剤4L、釘(5インチ)4kg、屋根用釘4kgを供与(学校は現金MWK2,000を負担)。教室の屋根修理: 1年と4年の教室の屋根の修理が完了しました。

マラウイでの活動報告―2026年2月 CanDoはマラウイ共和国パロンベ県の初等学校において、ライフスキル教育を基盤とした教育と健康・安全を保障する活動形成事業を2023年12月に開始。JICA草の根技術協力の受託事業で、県の9教育区のうち...
08/05/2026

マラウイでの活動報告―2026年2月

 CanDoはマラウイ共和国パロンベ県の初等学校において、ライフスキル教育を基盤とした教育と健康・安全を保障する活動形成事業を2023年12月に開始。JICA草の根技術協力の受託事業で、県の9教育区のうち4教育区を対象として、事業期間は2026年11月末までの3年間です。
 父母リーダーへの研修とその後の活動形成、および教員への研修と教員・父母リーダーが協働する活動形成、そしてチーフへの研修を行ないます。モザンビーク国境に接した南東部のナゾンベ教育区(11校)とクランベ教育区(12校)で始め、次に北部のミテケテ教育区(8校)とコンゴロニ教育区(12校)を対象として活動しています。

□ミテケテ教育区でライフスキル教員研修

 ミテケテ教育区でライフスキル教員研修の第5回から第9回の5回を実施しました。テーマは、⑤家庭内暴力を理解する、⑥子どもの保護と権利、⑦感情とストレスに対処する、⑧ジェンダー平等とエンパワーメント、⑨文化的多様性と配慮。研修は3時間で、前半に関係分野の県専門行政官が知識の講義を行ないます。後半はミテケテ教育区教員開発センター助手(ACCO)が、ライフスキル教科書で取り上げられている関連する学習活動を実施し、パロンベ教員養成大学(TTC)講師が補足説明と総括を担当します。9回までの累計出席率は99.7%でした。
 第10回も予定していましたが、研修を担当する災害リスク管理事務所が業務多忙のため専門家を派遣できず、延期となりました。

□コンゴロニ教育区でチーフ研修

 コンゴロニ教育区で教育官(PEA)とチーフ研修の枠組みを確認し、2月24日から3月5日までの4日間の研修日程を確定しました。校?、各初等学校の所在地のチーフ、ライフスキル教員、父母リーダー、学校運営委員会議?などとの学校関係者会議を全12校で開催し、研修の趣旨を説明し、研修に参加するチーフを所在地チーフが推薦することで合意しました(写真は県教育局での講師による研修の事前準備会合)。
 
 昨年12月にナゾンベ教育区で実施したチーフ研修において、チーフは、村人の諍いを解決する役割であるため、問題が発生後の解決方法に強い関心があり、課題を予防する視点が弱いことを確認しました。そこで、課題予防を強調する研修に改善するために、研修の再検討と実施手順書の改訂を行ないました。2月は2回の研修を実施しました。テーマは、①ライフスキル教育の理解、②社会における対立の回避と共存。
 チーフは特定の家族の中で引き継がれる伝統権威であるとともに、行政官でもあります。近年、その役割が変化しています。昔は、村人にペナルティを段階的に課すことによって、チーフの指導に従わせることができたが、近年はNGOなどの介入があり、村人が権利を主張して指導に従わなくなっている、との意見が多くのチーフから挙げられました。一方、相手を理解し、適切なコミュニケーションで、課題を解決するライフスキルは、チーフが身につけるべきものだ、という的をえた意見も出されました。登録チーフは、12校120名で、累計出席率は98.8%となりました。

□ミテケテ教育区とナゾンベ教育区で父母リーダーによる学校活動

 ミテケテ教育区とナゾンベ教育区の各1校で、100ドル分の資材を供与した父母リーダーによる学校活動が完了しました。活動の詳細は次の通りです。

◆ウトワ校(ミテケテ教育区)
―2025年11月17日 覚書締結/2026年1月5日 最初の資材供与/2026年2月20日 活動完了―
 父母リーダーが行動計画1で提示した子どもが抱える課題は、①壁に教材が貼れないため、自主学習ができない子どもが多いこと、②教室の扉がないため、安全が確保されていないこと。次に提案した活動は、①教室内壁のモルタル塗りと仕上げ塗り、②教室の扉の修理。一般保護者は、①教室内壁のモルタル塗りと仕上げ塗り、を選びました。当会は、セメント(50kg)9袋(不足分MWK8,000を学校負担。特別対応でセメント1袋を追加)。1教室の内壁のモルタル塗りと仕上げ塗りが完了しました。

◆ナゾンベ校(ナゾンベ教育区)
―2024年9月3日 覚書締結/2025年1月7日 最初の資材供与/2026年2月24日 活動完了―
 父母リーダーが行動計画1で提示した子どもが抱える課題は、①飲料水と手洗い用具の不足、②下痢に悩まされている、③ドアの破損。次に提案した活動は、①飲料水や手洗い用品の購入、②ドアの修理と購入。一般保護者は、①水道の蛇口周りの修理やバケツ購入などを選びました。
 その後、度重なる金属製の水道管や蛇口の盗難があり、水を蛇口から供給する役割が達成できないので、塩ビ製パイプや蛇口を特別供与して水タンクから蛇口までの全体の修理を実施しました。この全体の修理は、一般保護者の選択ではなく、当会が状況を判断して決定しました。
 当会は、当初、プラスチック蛇口5、金属製蛇口3、キーバルブ2、アダプタ4、バケツ30個を供与。そして、特別対応で、鉄管パイプ1、鉄管T字型継手1、鉄管L字型継手4、亜鉛メッキ鉄製L字型継手1、ねじつき継手、分岐接続用リング、パイプ10メートル、塩ビ管蛇口3、ねじ用シーツテープ、T字型継手2を供与しました。給水システムの修理として、給水パイプの追加設置、給水口(2か所、3蛇口)の修理が完了しました。

□クランベ教育区でライフスキル教員と父母リーダーによる学校活動

 ライフスキル教員研修が昨年9月に終了したクランベ教育区で、教員と父母リーダーの協働による行動計画2に基づく学校活動が1校で完了しました。

◆タンベ校(クランベ教育区)
―2026年1月12日 覚書締結/2月9日 最初の資材供与/2月19日 活動完了―
 教員と父母リーダーが行動計画2で提示した子どもが抱える課題は、①十分に整備された男子用小用スペースの不足、②机の不足、③十分なスロープの不足。次に提案した活動は、①行動計画1で実施した、男子用小用スペースの改善、②机の修理。一般保護者は、①男子用小用スペースの改善、を選びました。当会は、セメント(50kg)8袋、レンガ補強用ワイヤー、ポリ塩化ビニル管を供与。男子用小用スペースの改善―壁の積み上げ、床と壁のモルタル塗り、下水パイプの再敷設―が完了しました。

マラウイでの活動報告―2026年1月 CanDoはマラウイ共和国パロンベ県の初等学校において、ライフスキル教育を基盤とした教育と健康・安全を保障する活動形成事業を2023年12月に開始。JICA草の根技術協力の受託事業で、県の9教育区のうち...
15/04/2026

マラウイでの活動報告―2026年1月

 CanDoはマラウイ共和国パロンベ県の初等学校において、ライフスキル教育を基盤とした教育と健康・安全を保障する活動形成事業を2023年12月に開始。JICA草の根技術協力の受託事業で、県の9教育区のうち4教育区を対象として、事業期間は2026年11月末までの3年間です。
 父母リーダーへの研修とその後の活動形成、および教員への研修と教員・父母リーダーが協働する活動形成、そしてチーフへの研修を行ないます。モザンビーク国境に接した南東部のナゾンベ教育区(11校)とクランベ教育区(12校)で始め、次に北部のミテケテ教育区(8校)とコンゴロニ教育区(12校)を対象として活動しています。

□ミテケテ教育区でライフスキル教員研修

 ミテケテ教育区で教育官(PEA)と、ライフスキル教員研修の枠組みを確認し、1月20日から10日間の研修日程を確定。全8校を個別に訪問して、校?に研修について説明し、参加教員の登録用紙を配布しました。校?は10名のライフスキル教員を登録し、研修ごとに教員5名ずつを事前登録しました。
 1月は10回の研修のうち4回を実施しました(1枚目の写真)。テーマは、①ライフスキル教育、②対立を避ける、③性の発達を理解する、④性的な関係を避ける。研修は3時間で、前半に関係分野の県専門行政官が知識の講義を行ないます。後半はミテケテ教育区教員開発センター助手(ACCO)が、ライフスキル教科書で取り上げられている関連する学習活動を実施し、パロンベ教員養成大学(TTC)講師が補足説明と総括を担当します。累計出席率は100%でした。

□クランベ教育区でライフスキル教員による学校活動

 ライフスキル教員研修が終了しているナゾンベ教育区とクランベ教育区では、行動計画2に基づく学校活動の形成に取り組んでいます。父母リーダーが発案した行動計画1による学校活動が終了した後に実施します。行動計画2では、教員が父母リーダーと協働して、子どもの教育や保健・安全に関する取組みとして、資機材購入費100ドルでの活動を発案し、当会と学校関係者の合意を得て、学校と当会との覚書を締結します。
 1月にクランベ教育区の8校と覚書を締結しました(2枚目の写真は締結会議)。活動内容は、行動計画1で建設した小用トイレの床のプラスタリング(平滑化)と壁を高くする「かさ上げ」が1校、小用トイレの新設2校、教室床の補修2校、教室外壁への教材描画1校、教科書購入1校です。
 
□ミテケテ教育区での父母リーダーによる学校活動

 ミテケテ教育区チパランジェ校で、資材費100ドル分を供与した父母リーダーによる学校活動が完了しました。活動の詳細は次の通りです。

◆チパランジェ校(ミテケテ教育区)
―2025年10月17日 覚書締結/11月25日 最初の資材供与/2026年1月12日 活動完了―
父母リーダーが行動計画1で提示した子どもが抱える課題は、①床が傷んだ教室で座ること、
②埃まみれの教室で座ること、③生理用ナプキン交換室の不足。

次に提案した活動は、①床補修、②生理用ナプキン交換室の建設。一般保護者は、①床補修を選びました。
当会は、セメント(50kg)7袋、南京錠4個を供与。3教室とベランダの床補修(3枚目の写真上は2025年9月1日、下は2026年1月12日撮影)、教室ドアへの鍵の取付け(4枚目の写真)が完了しました。

台東区地域活動団体パネル展に出展しています(3月3日まで)。会場は、これまでとは変わって、台東区役所1階ロビーです。
24/02/2026

台東区地域活動団体パネル展に出展しています(3月3日まで)。会場は、これまでとは変わって、台東区役所1階ロビーです。

マラウイでの活動報告―2025年12月 CanDoはマラウイ共和国パロンベ県の初等学校において、ライフスキル教育を基盤とした教育と健康・安全を保障する活動形成事業を2023年12月に開始。JICA草の根技術協力の受託事業で、県の9教育区のう...
12/02/2026

マラウイでの活動報告―2025年12月

 CanDoはマラウイ共和国パロンベ県の初等学校において、ライフスキル教育を基盤とした教育と健康・安全を保障する活動形成事業を2023年12月に開始。JICA草の根技術協力の受託事業で、県の9教育区のうち4教育区が対象、事業期間は3年間です。父母リーダーへの研修とその後の活動形成、および教員への研修と教員・父母リーダーが協働する活動形成、そしてチーフへの研修を行ないます。モザンビーク国境に接した南東部のナゾンベ教育区(11校)とクランベ教育区(12校)で始め、次に北部のミテケテ教育区(8校)とコンゴロニ教育区(12校)を対象として、現在、4教育区において活動しています。

□ナゾンベ教育区でチーフ研修を実施(写真1)

 父母リーダーが、村で学習会開催などライフスキル活動を展開するには、チーフの協力が不可欠です。また、さまざまな場面で、チーフとリーダーの双方から、チーフがライフスキルを学ぶ重要性が指摘されてきました。そこで、当会はチーフが父母リーダーを監督し、協力できるように、ライフスキルについて概括的知識を得るための4回の集合研修を形成しました。
 テーマは、①ライフスキル教育の理解 ②社会における対立の回避と共存 ③性に関わる課題の理解④ 家庭内暴力の終結と予防です。
 ナゾンベ教育区で全4回を実施しました。登録したチーフは11校105名で、累計出席率は97.4%となりました。研修では、チーフの村人の課題への具体的な取組みが確認できました。一方、チーフの役割が、村人の諍いの仲裁にあるため、課題の予防の視点が弱いことが確認されました。この課題の予防を強調する研修に改善するために、1月は他の教育区での研修を行なわず、研修の再検討に取り組むことにしました。

□ミテケテ教育区で教員研修のベースライン調査と教員との合意形成

 ミテケテ教育区8校の全校で、教員研修のためのベースライン調査ならびに教員との合意形成として、ライフスキル授業の観察、授業後の生徒からの聞き取り調査(写真2)、ライフスキル教員への聞き取り調査を実施しました。

□コンゴロニ教育区で父母リーダーによる学習会を開催

 コンゴロ二教育区で、父母リーダーが研修で学んだことを通して、子どもの教育や保健・安全に関する知識や視点を伝える学習会の開催を促しました。学校での学習会が4校7回実施され、うち4校5回が子ども向け、2校2回が保護者向けの学習会でした(写真3)。
 村人向け学習会は、5校の通学圏の7村で開催されました。

□ナゾンベ教育区での父母リーダーの学校活動

 資機材購入費として100米ドルを当会が供与する、父母リーダーが立てた行動計画1による学校活動を確認するため、JICAマラウイ事務所職員とともに、ナゾンベ教育区の5校を訪問しました。
 訪問前に、次の状況は確認して、JICAにも報告ずみです。
 3校では完了
・チャンガ校: 教員住居の床建設
・マンガジ校: 教室床の全面補修
・チタオタオ校: 机の修理
 2校で未完了
・ナゾンベ校: 水道の蛇口取付け
 既存の水道に蛇口を取り付ける活動で、金属製水道管が何度も盗難被害にあって活動が進まないため、追加活動として塩ビ管への置き換えを検討することにします。
 写真4は、今回の訪問で確認した金属管が盗まれた部分。
・フェンベズ校: 生理ナプキン交換室トイレの補修
 トイレのドア枠を設置して、学校にあるドアを固定する計画が、固定前に作業が滞って、ドア枠にシロアリ被害が見られました。ドア枠を再度購入し、防虫剤(Solignum)を塗布することにします。

マラウイでの活動報告―2025年11月CanDoはマラウイ共和国パロンベ県の初等学校において、ライフスキル教育を基盤とした教育と健康・安全を保障する活動形成事業を2023年12月に開始。JICA草の根技術協力の受託事業で、県の9教育区のうち...
26/12/2025

マラウイでの活動報告―2025年11月

CanDoはマラウイ共和国パロンベ県の初等学校において、ライフスキル教育を基盤とした教育と健康・安全を保障する活動形成事業を2023年12月に開始。JICA草の根技術協力の受託事業で、県の9教育区のうち4教育区が対象、事業期間は3年間です。父母リーダーへの研修とその後の活動形成、および教員への研修と教員・父母リーダーが協働する活動形成を行ないます。モザンビーク国境に接した南東部のナゾンベ教育区(11校)とクランベ教育区(12校)で始め、次に北部のミテケテ教育区(8校)とコンゴロニ教育区(12校)を対象として、現在、4教育区において活動しています。

□コンゴロニ教育区で父母リーダー研修を実施

コンゴロニ教育区で、父母リーダーへの子どもの教育と保健・安全と伝達方法集合研修の第11回と第12回を実施しました(写真1)。扱ったテーマは、⑪性と生殖の健康、⑫自然災害の予防。
第11回の研修の中で、県病院看護官がペニスモデルを用いたコンドーム実演を行ないました。体験した父母リーダーから、学習会の中でコンドーム実演をしたい旨の要望が提起されました。当会はペニスモデルを供与する準備を開始しました。

12校計120名の参加者の出席率は、全12回の累計出席率は98.3%でした。
父母リーダー研修は対象とする4教育区で完了しました。

□コンゴロニ教育区で父母リーダーによる学習会を開催

コンゴロ二教育区で、研修で学んだことを通して、子どもの教育や保健・安全に関する知識や視点を他の保護者(および子ども)に伝える学習会の開催を父母リーダーに促しました。3校3村で村人向け、2校2村で子ども向け(うち1校1村では村人向けと両方)に開催されました。

漁業が盛んなチルワ湖に近いポカ村では、保護者が子どもを学校に通わせるより魚釣りをさせる例や、家庭での暴力が多いとのことで、父母リーダーは、子どもの保護についての学習会を開催しました。村人との話し合いを始める導入として、父母リーダーが作った、学校に通わせない保護者と子どもの寸劇を演じました(写真2)。

□コンゴロニ教育区でライフスキル教科書・教員ガイドを供与

コンゴロニ教育区で、全12校へのライフスキル教科書・教員ガイドを供与しました。2年生から8年生までの7学年分で、各学年に教科書33冊、教員ガイド3冊。うち、教科書3冊、教員ガイド1冊は、父母リーダー用で開催する学習会の準備資料として活用。教科書30冊、教員ガイド2冊は学校用で、ライフスキル授業で使います(
写真3)。

□ミテケテ教育区での父母リーダーの学校活動

父母リーダーが子どもの教育・健康・安全のための行動計画1*を作成し、当会が100米ドル以内の資機材を供与して、保護者の合意で実施する学校活動は、ミテケテ教育区では、3校で行動計画1*が作られて当会と覚書を締結し、計5校になりました。3校での活動は、女子用小用トイレの建設、机の修理、教室内部の壁のモルタル塗りです。
契約した5校のうち2校で最初の資材供与を実施しました。
*行動計画2は、教員研修を実施した後に教員と父母リーダーの協働で行なう活動。

写真4は、保護者会議。5は、セメントモルタル塗りの上に教材が貼れるようにセメントペースト仕上げを予定している教室内部の壁の現状。6は、扉と扉枠の供与。

□ナゾンベ教育区、クランベ教育区での父母リーダーの学校活動

学校活動は、クランベ教育区の1校での机の修理が完了しました。11月末時点で、ナゾンベ教育区とクランベ教育区では、契約した校23校のうち20校で活動が完了し、継続しているのが3校となりました。

完了したナニョワ校(クランベ教育区)の活動の詳細は次の通りです。

◆ナニョワ校(クランベ教育区)
―2024年12月14日 覚書締結/2025年4月24日 最初の資材供与/2025年11月30日 活動完了―
父母リーダーが行動計画1で提示した子どもが抱える課題は、①生理ナプキン交換室の不足・衛生面の問題、②水の衛生状態がよくないこと、③教室の床のひび割れにより、咳が出ることなど。
次に提案した活動は、①机の修理、②生理ナプキン交換室の建設。一般保護者は、①机の修理を選びました。
当会は、木材(1”x8”x7ft)36本、ボルト・ナット158個、釘3kg、木材用接着剤2つ、ニス1つを供与。学校は、現金10,500マラウイ・クワチャを負担。30台の机の修理が完了しました(写真7)。

□ナゾンベ教育区でチーフ研修の準備と合意形成

父母リーダーが開催するの村人への学習会については、チーフの活動への理解と支援が重要です。マラウイのライフスキル教育は、子どもの権利とともに、伝統や文化の尊重を重視しています。伝統権威であり行政官でもあるチーフが村人への指導のなかで直面している課題と合致している、と当会は考えました。チーフを対象とした研修の準備を進め、実施手順書を形成し、県教育局の了承を得ました。
最初にナゾンベ教育区でチーフ研修を実施するために、教育官(PEA)と研修の枠組みを確認し、12月10日から4日間の研修日程を確定しました。その後、校長、所在地チーフ、ライフスキル教員、父母リーダー、学校運営委員会議長などとの学校関係者会議を全11校のうち10校で開催し、研修趣旨の説明と参加チーフを所在地チーフが推薦することで合意しました(写真8)。

【急募】CanDoマラウイ・準スタッフ(2026年2月上旬派遣)マラウイで初等学校におけるライフスキル教育を基盤とした活動形成事業に参加する準スタッフを募集します。当会はさまざまな子どもの問題があるマラウイ共和国で、ライフスキル教育を基盤と...
03/12/2025

【急募】CanDoマラウイ・準スタッフ(2026年2月上旬派遣)
マラウイで初等学校におけるライフスキル教育を基盤とした活動形成事業に参加する準スタッフを募集します。

当会はさまざまな子どもの問題があるマラウイ共和国で、ライフスキル教育を基盤とした子どもの教育と健康・安全を保障する活動形成事業に取り組んでいます。
日本人・マラウイ人のスタッフと共に業務に従事する準スタッフを公募します。

県の行政官、伝統権威などの地域リーダー、初等学校保護者をはじめとする地域住民などさまざまな関係者と話し合って活動ができます。

準スタッフから現地に駐在して事業の運営管理に携わるスタッフへの昇格をめざす方からの応募を歓迎します。
ご応募を待っています。

●募集期間:2025年12月2日~12月21日
●派遣時期:2026年2月上旬
●業務期間:6か月 *期間を通して専従
●募集人数:若干名

●勤務地:マラウイ共和国ブランタイヤ事務所およびパロンベ県
●業務内容:調整員(日本人・マラウイ人)の業務補佐
―村での社会開発事業の調整、行政・地域住民・他機関との折衝、物品調達、活動や会議等の記録、公的支援金等の申請書・報告書のための資料作成、ブランタイヤ事務所の総務、会計事務など―
●年齢:20歳以上
●必要な語学力:英語 
*英語で業務を実施し、話し合いに参加することが必須です。
●その他必要な経験・能力
1. 当会の活動原則や事業実施の姿勢について、会報、ホームページ、報告会等を通じて理解・賛同し、業務に反映させる意欲のあること― 一般会員(会員でない方には、採用決定後に入会していただきます)
2. どんな業務(雑務を含む)にも真剣に、積極的に取り組み、そこから多くを学べること
3. 将来にわたり、国際協力に携わっていく意志のあること
4. 他のスタッフとの共同生活、途上国の村落地域での生活に適応できること
5. 基本的なパソコン操作(Word、Excel)ができること
●類似業務経験:不問
●待遇
○準スタッフ手当の支給(控除後の額で滞在中の通常の食費を賄えます)
○宿舎の提供
○海外旅行保険への加入
○マラウイ国内での業務に関わる交通・通信・宿泊費
●負担していただくもの
○マラウイまでの旅費、ビザ代、予防接種代
○マラウイ国内での食費、業務外の交通・通信費など
●持参していただくもの
○スマートフォンとパソコン

●応募方法:以下の書類を作成の上、Eメールにて送付してください。
○履歴書(書式自由。志望動機と英語力に関する自己評価を明記のこと)
*勤務開始可能時期を記載してください。
○課題作文「アフリカの将来と私」(A4サイズ1枚)
○送付先アドレス―[email protected]

●選考方法:書類審査および面接審査(東京事務所において実施。海外在住などの理由で難しい場合はズームを利用したオンライン)

●問い合わせ・応募先:担当 佐久間
E-mail:[email protected]
TEL:03-3822-1041

●関連サイト:
https://cando.or.jp/

CanDo 永岡

マラウイでの活動報告―2025年10月CanDoはマラウイ共和国パロンベ県の初等学校において、ライフスキル教育を基盤とした教育と健康・安全を保障する活動形成事業を2023年12月に開始。JICA草の根技術協力の受託事業で、県の9教育区のうち...
25/11/2025

マラウイでの活動報告―2025年10月

CanDoはマラウイ共和国パロンベ県の初等学校において、ライフスキル教育を基盤とした教育と健康・安全を保障する活動形成事業を2023年12月に開始。JICA草の根技術協力の受託事業で、県の9教育区のうち4教育区が対象、事業期間は3年間です。父母リーダーへの研修とその後の活動形成、および教員への研修と教員・父母リーダーが協働する活動形成を行ないます。モザンビーク国境に接した南東部のナゾンベ教育区(11校)とクランベ教育区(12校)で始め、次に北部のミテケテ教育区(8校)とコンゴロニ教育区(12校)を対象として、現在、4教育区において活動しています。

□コンゴロニ教育区で父母リーダー研修を実施

コンゴロニ教育区で、父母リーダーへの子どもの教育と保健・安全と伝達方法集合研修の第2回から第10回まで実施しました(第1回は、9月30日に実施)(写真1)。
扱ったテーマは、②水、衛生および衛生教育(WASH)、③栄養、④子どもの発達。⑤子どもの保護1、⑥子どもの保護2、⑦意思決定と問題解決、⑧エイズ情報、⑨エイズ予防と治療、⑩社会のなかの脆弱な人々。
12校計120名の参加者の出席率は、10回までの累計が98.3%でした。

□コンゴロニ教育区で父母リーダーによる学習会を開催

コンゴロ二教育区で、研修で学んだことを通して、子どもの教育や保健・安全に関する知識や視点を他の保護者(および子ども)に伝える学習会の開催を父母リーダーに促しました。
学校において、2校3回が子ども向け、5校5回で保護者を対象として実施されました
村人向けには、5校11村で開催されました(写真2)。

□ミテケテ教育区での父母リーダーの学校活動

ミテケテ教育区では、2校で行動計画1*が作られて、当会と覚書を締結しました。行動計画1では、父母リーダーが子どもの教育や保健・安全に関する課題を確認し、その改善のために保護者と協働して、資機材購入費100米ドルの範囲内でできる具体的な2つの活動を提案します。そして、保護者会議で説明し、うち1つの活動を選んで覚書を締結し、実施することになります(写真3)。父母リーダーと保護者が、子どもの課題への理解を深め、活動で改善につなげることを目指しています。2校での活動は、教室床の補修、そして扉と窓の補修です。
*行動計画2は、教員研修を実施した後に教員と父母リーダーの協働で行なう活動。

□ナゾンベ教育区での父母リーダーの学校活動

当会が資機材費100 米ドルを供与して、父母リーダーが子どもの教育・健康・安全のための行動計画1を作成し、保護者の合意で実施する学校活動は、ナゾンベ教育区チャンガ校で完了しました。

◆チャンガ校(ナゾンベ教育区)
―2024年8月14日 覚書締結/9月23日 最初の資材供与/2025年10月31日 活動完了―
父母リーダーが行動計画1*で提示した子どもが抱える課題は、①生徒の過密状態と教員が遠くに居住しているための遅刻、②机・椅子の不足により床に座り授業を受けること、③生徒の欠席や中退。
次に提案した活動は①教員宿舎の床建設、②壊れた机の補修。一般保護者は、①教員宿舎の床建設選びました。
当会は、セメント(50kg)8袋を供与。学校は、セメント(50kg)1袋、現金4,500マラウイ・クワチャを負担。
教員宿舎の床―寝室3部屋、居間、倉庫、廊下、ベランダ―が建設されました。学校の自主事業として、木製窓枠の金属枠への交換、壁の内側とベランダの壁塗りと塗装、窓1つと内部のドアの修理が行われ、当会は、宿舎として使用できるまでの建設作業を継続的にフォローアップしました(写真4)。

マラウイでの活動―2025年9月CanDoはマラウイ共和国パロンベ県の初等学校において、ライフスキル教育を基盤とした教育と健康・安全を保障する活動形成事業を2023年12月に開始。JICA草の根技術協力の受託事業で、県の9教育区のうち4教育...
29/10/2025

マラウイでの活動―2025年9月

CanDoはマラウイ共和国パロンベ県の初等学校において、ライフスキル教育を基盤とした教育と健康・安全を保障する活動形成事業を2023年12月に開始。JICA草の根技術協力の受託事業で、県の9教育区のうち4教育区が対象、事業期間は3年間です。父母リーダーへの研修とその後の活動形成、および教員への研修と教員・父母リーダーが協働する活動形成を行ないます。最初に活動する2教育区は、モザンビーク国境に接した南部のナゾンベ教育区(11校)とクランベ教育区(12校)。次に、北部のミテケテ教育区(8校)とコンゴロニ教育区(12校)を対象とします。

□クランベ教育区でライフスキル教員研修を実施

全10回の研修のうち9回、10回を実施し完了しましたた。
テーマは、 ⑨文化的多様性と配慮、⑩災害の予防と影響の緩和。
研修は3時間。前半は関係分野の県専門行政官よる講義で、知識を伝えます。後半はクランベ教育区教員開発センター助手(ACCO)が、ライフスキル教科書で取り上げられている関連する学習活動を実施し、パロンベ教員養成大学(TTC)講師が教授法の視点からの補足説明を担当しました(写真1)。
累計出席率は95.7%となりました。

□コンゴロニ教育区で 父母リーダー研修の準備のベースライン調査

4つ目に対象とするコンゴロニ教育区において、父母リーダー研修の準備活動として、全12校を訪問し、父母リーダー会議を開催。父母リーダー候補に活動を説明し、参加の意思を確認しました。また、ベースライン調査の一部である父母リーダー候補への質問票調査も行ないました。
12校のうち3校を抽出して、学校関係者57名への質問票調査を実施。抽出した3校のそれぞれ通学圏の3村で村人54名への質問票調査を実施しました(写真2)。

住所

谷中2-9-14 第2森川ビル B号
Taito-ku, Tokyo
110-0001

電話番号

+81338221041

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