31/07/2026
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\先着受付 8/1(土) 10:00〜/
シブヤ大学20周年 特別授業
「わかりあえない」から始めよう。
〜分断の時代に、会話を続けるということ〜
日時:9/5(土) 14:00-16:30
会場:青山学院大学 青山キャンパス
ゲスト:朱 喜哲さん [哲学者]、瀬尾 夏美さん [アーティスト、作家]
ここ数年、SNSやAIの発達によって、自分と似た価値観の人とつながりやすくなる一方で、多様な他者と出会い、ともに考える機会は少しずつ減っているように感じます。
その結果、排外主義や価値観の分断だけではなく、「自分とは違う誰か」と関わること自体に疲れや怖さを感じる空気が、社会全体に広がっているのではないでしょうか。
私自身、近年世界各地で広がる「自国第一主義」的な言説に、強い違和感を覚えています。ただ、「多様性」や「人権」といった"正しい"視点から「それはよくないことだ」と言われても、「それは分かっているけど…」と、それだけでは腑に落ちない感覚があるのが正直なところです。
一方で、シブヤ大学の日々の光景には、希望を感じてきました。
年齢や職業、ときに国籍や言語も異なる人たちが、学びを通して出会う光景を見るたびに、「日本中の街角で、こんな光景が生まれたらいいのに」と思うようになりました。
知らない人と話したり、自分と異なる価値観に触れたりすることは、正直疲れるし、自分と似た人たちと過ごしていた方が楽かもしれません。でも私は、その一歩を踏み出した先にしか味わえない面白さや、自分の世界が少し広がる感覚があるのではないかと思います。
だからこそ、この授業では、「他者と出会うことって、やっぱり面白いかもしれない」と思い出せる時間をつくりたいと考えました。
「わかりあえないこと」を前提に、それでも他者とともにいることはできるのか。
その可能性を、皆さんと一緒に探っていきます。
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今回お迎えする1人目のゲストは、哲学者の朱喜哲さんです。
今年5月に出版された『バラバラな世界で共に生きる――リチャード・ローティの哲学』(NHK出版)は、発売直後に重版が決まるなど、大きな反響を呼んでいます。
朱さんは、「私たちはバラバラであり、誤りうる存在である」という前提から、それでもともに生きることを諦めない哲学を語っています。
「わかりあう」ことよりも、「会話」を重ねていくこと。
共通の正しさを探すことよりも、それぞれ異なる「ことばづかい」を持ったまま関係を築いていくこと。
アメリカの哲学者・リチャード・ローティの思想を手がかりに、今の時代を生きるためのヒントを伺います。
2人目のゲストは、作家・アーティストの瀬尾夏美さんです。
瀬尾さんは、被災地や戦争の記憶が残る地域を訪れ、その土地に暮らす人々の言葉や記憶に耳を傾け、絵や文章で記録し続けています。
見過ごされてしまうような、一人ひとりの小さな声や、何気ない日常の会話を大切に記録すること。
すぐには言葉にならない思いや、"語れなさ"と丁寧に向き合い、その声に耳をすますこと。
そうして各地で出会った「ことば」をアートを介して他者へつないできた瀬尾さんの実践は、「他者とともにいるとはどういうことか」を静かに問いかけてくれるはずです。
「正しさ」がぶつかりあい、言葉を交わすことさえ難しく感じられる時代に、「わかりあえなさ」を前提にしながら、それでも他者とともにいるために、私たちは何を大切にできるのでしょうか。
オンラインやAIとのやりとりが増えた今だからこそ、同じ場所で、ともにいて、ことばを交わすこと。
目的や結論を急がず、まずは会話を続けてみること。
そんな時間から、他者と出会うことに少しだけワクワクできるような、小さな希望が生まれたら嬉しいです。
*授業終了後は、ゲストのお2人を交えた放課後トークの収録を予定しています。
希望される方はそのまま残ってご参加いただけます。(17:00終了)
*本授業は、青山学院大学シビックエンゲージメントセンターの協力で開催いたします。
(授業コーディネーター:大澤悠季)
シブヤ大学は、誰でも無料で学べるまちの学び場をつくっているNPO法人です。
詳細・お申し込みは https://www.shibuya-univ.net/classes/detail/1816/ から
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