1.経緯
子供たちの遊びに係る現況を踏まえ、光の子保育園の父兄、OB及び園長が一致団結し、プレーパークをつくり、遊びから子供を変えていく、地域社会を形成していくことを考えたものであります。
2. 設立趣旨
遊べない子供たちが増えているといわれています。果たして本当にそうなのでしょうか。社会の責任追及の風潮が子どもの育ちの宝庫である自由な遊びを奪ってきたのでないのだろうか。私たちはここから考えます。私たちとともに少子高齢化社会という大波を乗り切らねばならない日本の子供達、この次世代を担う子供たちみんなに幸せになってもらいたいと誰もが望んでいます。自分の幸せのみならず、他人の幸せを自分の幸せとできる人間になってもらいたい。必要なのは、自ら幸せを掴む力、未来を生き抜く力であると考えます。私たちはこの精神を基本とし、プレーパークをつくることを考ました。
プレーパークは冒険遊び場とも呼ばれて
います。遊びは子供の仕事であると思います。良い遊びを通じて、良い人間形成がなされていくと考えます。子供に良い遊びを体験させる機会を与えたいと思っています。体験を通して体力、知力(知恵)そして勇気を出す心を感じてもらいたいと思います。
今の私たちを取り巻いている環境は必ずしも子供にとっていいものではないと思います。良質のおもちゃや大人に保護された遊び場よりも、遊びを創り出す力が必要であると考えます。私たち大人にできること、それは子供たちに良い遊びを体験できる多くの機会を与えること、子供の立場に立って、子供の対弁者として地域社会をつくっていくことであると思います。遊びというソフトを通していかに子供たちが変われるか、成長できるかそれをサポートしてあげようと考えます。子供との関わりの中で私たち大人にとっても新たな発見、成長の機会を手に入れることができるかもしれません。地域の大人のつながりを大事にしたい。大人にとってもいい遊び場は良好な人間関係を築くと思われます。少子高齢化社会で一番必要なことは何か、それは子供の存在ではないでしょうか。大人も同時に成長していきましょう。
3. プレーパークコンセプト
私たちはプレーパークをこのように考え、運営していくことを考えております。
(1) 体験を大事にする。
子供が体験から学ぶことを第一とします。プレパークで起きる事、それを現実とします。人との触れ合い、自然との触れ合いを通して、自ら課題を見出し、それを解決する道を探し出します。
(2)安全な遊びはない。
子供が安全に生き生きと遊ぶ。遊びの心というのは自分自身の力である体力、知力、創造力等の限界にチャレンジし、自分の殻、自分の世界を広げていこうという欲求であると考えます。遊び心が大きければ大きいほど子供はリスクを背負うものです。リスクとハザードをきちんと区別します。リスクは必要不可欠なものでありますが、ハザードを回避する術を大人は教えなければなりません。
(3)自分の責任で自由に遊ぶ
責任を問われないための安全対策は必要がありません。責任は自由を束縛するものではなく、自分が自由であるために身につけている権利であると考えます。
(4)遊びは壊すことからはじまる。
壊すことから遊びははじまります。プレーパークの遊び道具は遊びをつくりだすための道具であり、これを用いて、既存のものを壊していきます。壊すことにより新たに作り出すことを子供たちは学んでいくと考えます。
(5)プロセスを重視する。
壊すことはやり直しを意味しますが、遊びには目的はないので結果は問われません。プロセスを重視します。プロセスはいく通りもあり、無限の創造が広がります。
(6)自然との触合い
自然と触れ合い、自然の大切さ、自然の驚異を体験し、自然との共生、環境を守ることを考えていきます。
(7)地域社会の交流
市民主体のプレーパークをつくります。地域の方々にボランティアとしての参加を促し、地域ぐるみの子育てを行います。子供だけでなく地域の交流の場としての利用。また、ご年配者の体験から先人の知恵、伝統を残していきたいと思っています。