29/05/2026
アスルにいる仔たちは身体の大きさに関わらず、どうしてフリーにしていても大丈夫なの?
とよく聞かれます。
今日は4月15日に旅立っていった
今のアスルを作り上げた彼の話を。
約9年前、彼は全く立てない状態で福岡県のとある場所に捨てられ、保健所に収容されました。
そしてわたしの仔になりました。
13番目の脊椎がぺっしゃげていて、棒状の物をやたら怖がる下半身付随のラブラドール、
約半年のリハビリを毎日頑張って歩けるようになった彼は、心身共に向日葵のように空を見上げる真っ直ぐな明るい仔へと変身しました。
力でねじ伏せたり威圧したり
威張ってみせたり偉ぶったり
そんな様子を一切見せたことのない彼を来客する方々は誰もボスだとは気がつかなったことでしょう。
いつもご機嫌さんで、
いつもニコニコして、
けれども、
争わない、新しく入ってくる仔には優しく、怒らない、仲良くすること、身体の不自由な仔には助けを、
これを見事にまとめ上げたボスでした。
アスルを立ち上げ、まもなくして出会った彼に
決して順風満帆な道ではなかった当時から、ここまでの道のりを沢山支えてもらいました。
いっぱい笑顔にしてももらいました。
未だ彼なきアスルの空間に慣れません。
今はきっと、澄み渡る青空から皆んなを温かくいつも見守っているんだろうな、と毎朝空を見上げています。
一頭一頭、その仔にしかないその仔だけの特別なストーリーが皆んなあります。
心より感謝と敬意を込めて
マル(マルクス) わたしの仔になってくれてありがとう。
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