01/11/2025
がん治療の今 > No.549 20251007
「トリチウムの危険性」、『不撓不屈』「天つば人生、でも言わせていただく」の感想
松本 隆
私は西尾先生と学年は違いましたが同時代に1969年の札医大闘争の中で青春を駆けぬけました。 西尾先生が放射線科の医師として医療だけではなく原発の危険性などについて発言をされていることをメディアで知りました。 歯に衣着せぬ発言は若き日の西尾さんを彷彿とさせ、何年たっても私からすれば「身近な」人で一方的にエールを送っていました。
西尾先生が“福島の甲状腺がんの発生は原発と違う“と言ったら、「一切声が掛からなくなってもう話す機会がなくなりました。 反原発の活動をしている人たちでさえ、癌に関する正しい知識を持っていないのです。 彼らは事故が起こってみんなICRPの嘘だらけの教科書を読んで、その中にある知識を正しいものだと思っています」と指摘されています。 私は運動の内部で意見の対立が起きるのは当たり前で自然なことと思っています。 対立が起きない運動体ないし組織は担い手が主体性を失ってリーダーの意見に右にならえとなっている場合が多いと思います。対立が明らかになったときに意見の違いを確認して止揚するために討論できるかどうかが組織と運動の生死の分水嶺を成すと思います。止揚できない場合もありますが、対立点をお互いに確認して留保してともに進むほかないでしょう。あとでまた話せばいいのだと思います。
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