薪のささやき、ストーブのつぶやき

薪のささやき、ストーブのつぶやき 薪ストーブを焚く時燃料の品質は最も重要です。どんなストーブにせよ燃料で決まります。薪ストーブと薪の声をしっかり聴き取り素敵な薪ストーブライフを広げましょう。

灰のガラス化 今シーズン火を入れてからずっと灰取りをしないできました。燃料は写真のような楢材の芯材の木っ端、枯れた大木を倒した後長く放置されたものを回収した。カロリーは高い。サイズも短いので木っ端として積み上げて置いたものを焚く。毎回灰が少...
09/11/2025

灰のガラス化
 今シーズン火を入れてからずっと灰取りをしないできました。燃料は写真のような楢材の芯材の木っ端、枯れた大木を倒した後長く放置されたものを回収した。カロリーは高い。
サイズも短いので木っ端として積み上げて置いたものを焚く。毎回灰が少なくそのまま焚いてきた。
今日は多分と思いながら灰取りすると、今まで見たことがないくらい硬い状態で灰が溶けて固まっている。
このストーブは少ない薪でも相当高温で燃えます。灰がこんなに溶ける温度なら危険ではないかと思われるでしょうが、熾火の時は最初火床に薄く敷いて置いた灰で火床に直接の影響はない。側面の耐火物もあらかじめ二重に保護しているので大丈夫。
こうした対策で熾火が従来以上に高温燃焼し灰を溶かしたと考えられる。
私はもともと窯業系でガラスを取り扱ってきたが、ガラス成分は単体ならかなり高い温度でないと溶けません。しかし成分が混合されると融点が下がる。ストーブの灰もそんな状況の中で生まれたのだ。少ない燃料で高温燃焼し、高温で燃焼活性すれば空気量も絞れます。そして扉のガラス面積が大きいので燃焼熱はダイレクトに居室を暖める。
古いタイプのストーブとは燃焼形態が全く違いますし、エネルギーをより沢山居室内に取り込め暖かい。

着火法を考える いつもより暖かな朝ですが焚いてみた。着火の方法はいろいろありますが、私も色々考察を重ねて私の今の方法にたどり着いた。今朝は巷のTバーン着火をやってみた。これは随分前から知っていましたが、当初ほとんど興味がなかった。その頃は確...
09/11/2025

着火法を考える
 いつもより暖かな朝ですが焚いてみた。着火の方法はいろいろありますが、私も色々考察を重ねて私の今の方法にたどり着いた。
今朝は巷のTバーン着火をやってみた。これは随分前から知っていましたが、当初ほとんど興味がなかった。その頃は確かTバーン燃焼と書かれていた。燃焼と言う表現だけで私は興味をなくしていた。しかし着火と聞いて再び検証してみた経緯がある。
この着火法の趣旨は、針葉樹が沢山あるのでこれを有効に使いたい。それも巡行運転時は炉内温度が高ければ針葉樹も問題なく使えるから焚きつけ時に使いたい。それに煙が少なくストーブに安心な着火ができないかと言うのが発案者の考えと理解している。
理屈的には中々面白い、理にかなっている。そのメカニズムは
①針葉樹を炉に奥行き方向にたくさん入れ中心部に隙間を作る。
②そこに着火剤で点火すると炎は隙間を駆け上がる。
③隙間が燃えだすと互いの燃焼輻射熱で熱干渉が促進され火力が上がり炎が長くなる。
④炎は炉室上部で解放されバッフルを伝い、まるでTの字のように流れる。
⑤火点が上部に来るのでバッフル板の過熱と煙突ドラフト効果が促進され燃焼がじわじわと広がる。
⑥一度点火すると手間いらずでじっくり延焼するのでたやすく巡行運転にこぎつけられる。
ざっとこう言う考え方と理解した、素晴らしい。
燃焼と言う表現が着火と言う表現になるだけでずいぶん見方が変わるもんだ。
今朝は早速見様見まねで、あり合わせの広葉樹端材を使い試してみた。点火して広葉樹だから火力が気になり焚き付けを追加した。結局上に針葉樹薪を上に置き、組方がTバーンになってしまった。(笑)
私の思いは、この着火は機種と組み方を選ぶ。上部は暖かくなるが本体側面加熱までは少し時間もかかることだろう。
上面着火にせよその他の着火にせよ、火点の大きさは着火(燃焼)スピードに関係する。また煙の量も立ち上がりスピードが遅いと長く出ることになる。
輻射熱反射による熱干渉は左右の薪だけが関係するのではなく、私はベース(火床)の熱干渉が大事と考えている。それは薪を足すとき火床の熾火を均す行為が如実に表している。火床が熾火か火床が加熱燃焼して燃焼加速するかは相当大事だ。
それに炎の面積は暖かさに比例する。焚きつけ時の火床を可燃物にして、薪の組方を四方から空気が入るようにすれば、燃焼スピードも速く煙時間も短くなると私は考えている。

来年は再開 今年の県民講座薪ストーバー必聴「薪を科学する」は別メニューで中止と言う連絡がありました。もう再開はないだろうと考えていましたが、昨日県の担当者から突然の連絡が来ました。県民講座を来年は再開したいと言う。急に180℃変わってしまっ...
11/09/2025

来年は再開
 今年の県民講座薪ストーバー必聴「薪を科学する」は別メニューで中止と言う連絡がありました。
もう再開はないだろうと考えていましたが、昨日県の担当者から突然の連絡が来ました。県民講座を来年は再開したいと言う。急に180℃変わってしまった。
多くは語るまいが沢山の関係者やその立場の方々から助言もあったのだろうと推察する。心から感謝。
薪ストーブを取り巻く環境はここ何年かで大きく変化してきた。森林のこと、バイオマス燃料の事、地球環境の事、ストーブの普及率の事、業界の在り方、性能・燃焼文化の事などなど。
なかでも省エネ法施工との関係やストーブの性能の変化は大きい。今や人がストーブを選ぶのではなく、ストーブがユーザーを選んでしまうほどの変化もある。
この講座は全国的に見ても珍しい講座と思う、それに内容は易しい部分から高度な部分まで平易な表現で進めている。以前にはコロナで中止もあった、そう考えれば来年はリ・スタートとして臨むのが使命となるだろう。薪ストーブの普及と環境問題、特に薪の性状と燃焼挙動を追い求めてきたが今後も精進していきたい。
いやその前に私が持つかが問題だな。(笑)

薪を水に浸けて乾燥する先日薪を水に浸けて乾燥することについてコメントを求められた。事の発端は、ある薪ストーブサイトにそんなやり方を紹介した方が居られたようだ。木材の用材乾燥技術に、「水中乾燥」と言う方法がある。要は木材を木場に集め水の中で保...
06/05/2025

薪を水に浸けて乾燥する
先日薪を水に浸けて乾燥することについてコメントを求められた。事の発端は、ある薪ストーブサイトにそんなやり方を紹介した方が居られたようだ。
木材の用材乾燥技術に、「水中乾燥」と言う方法がある。要は木材を木場に集め水の中で保管する。その昔は山の木を川で筏(いかだ)に組み運搬した歴史もある。
樹が水に長時間触れることで木口から樹液(多糖類)が流れ出し虫食いや腐りを防ぐ。また、樹液が流れ出た組織(維管束)は空洞が多くなるので乾燥が進む。
樹は樹種によっていろいろな成分が含まれている、理解を深めるにはメイプルシロップが良いかもしれない、メイプルの甘い樹液が水との浸透圧で溶けだすと考えればよい。また人間の血液でもよい、サラサラ血液なら溶けだしやすい。

さて、そのやり方が薪つくりにはどうなのかという事だが、私は趣味の範囲なら別に問題はないと思っている。まあこんな方法をやっていると言う一種の自慢話と思われる。
すでに薪つくりの世界には割った薪を雨ざらしにする方法もある。これとて同じことで、大量の雨に、薪山の下から茶色い樹の成分(タンニン:渋やポリフェノール類等)が溶けだしたところを見られた方もあるはず。個人的な薪つくりで余裕があれば色々試されればよい。
ただし世の中にはそんな手間暇をかけられる方々ばかりではない、忙しい現代社会の事、割った薪がそのまま長時間雨ざらしのままで放置されている例もある。それでは逆に虫食いや腐食、そして乾きの悪い薪を使うことになる。
余談だが、北欧では割った薪を円形に積む方法もある。本気でこれをするなら、樹の収縮や乾燥に向けて空隙率を高める積み方(円形の大きさや空隙率)や地面からの湿気と上部の雨対策を十分に知ったうえでやらないと意味がない。それにこの方法も日本と言う梅雨や秋の長雨があることを忘れてはならないし、北欧でも最後は薪小屋に収納するのが常道だという事も忘れてはならない。そのままで秋になればカラカラに乾いた薪が出来上がるわけではない。
さて、こうした方法を目にすると必ず出てくる質問は、どれくらいの時間浸けるのか、どのくらいの細さの薪が良いのか、原木ではだめなのかと姦しいことだろう。
どんなことをしようと薪ストーブ用の薪は、やはり平衡含水率近くまで乾燥することが大切です。そして誰もが失敗せず良く乾いた薪を手に入れるには、最大公約数的に見て、やはり繊維飽和点(30%付近)まではバラ積み、その後適度に雨に当てず風通しの良いところで二年二夏という事になります。
最後に薪にするとき絶対に気を付けないといけないことは、海水保管された樹の塩分です。塩分は必ず薪ストーブに重大なダメージをもたらすこと忘れてはならない。

ブースター着火 サクラが終盤を迎え、薪焚き生活も終盤。北国や高地ではまだまだ焚くだろうが関西では長くて4月いっぱいまでと思う。先日、ストーブ専門家とズームで色々情報交換した。話が着火におよび上面着火の話が出たが、最近の私は中段着火が多い。相...
15/04/2025

ブースター着火
 サクラが終盤を迎え、薪焚き生活も終盤。北国や高地ではまだまだ焚くだろうが関西では長くて4月いっぱいまでと思う。
先日、ストーブ専門家とズームで色々情報交換した。話が着火におよび上面着火の話が出たが、最近の私は中段着火が多い。相手は少し納得がいかないご様子、実は私の着火にはそれなりの工夫がある。
先日の雑誌:薪ストーブライフにも書いたが、私の着火は火床に焚きつけ材の板を置く。板がなければ焚き付け材を整列させて置く。
これは私が野外焚火でもよく使う方法で、実はかなり重要なのだ。すなわち火床や灰に熱を奪われることなく、着火剤の火力でいったん焚き付けに火がつけば、ベースの板や一段上の焚き付けとの熱干渉で急速に火力が増す。
もし火床が耐火物や金属や冷えた灰なら逆に熱を奪われる。ベース板がなければ単に焚き付けが燃える火力から、更に下に吸収される熱量を差し引いた火力になってしまう。
ストーバーなら、炉内に熾火があれば、案外着火が楽でスムーズにできることは体感的・経験的にご存じだろう。ならば冷えた炉内の着火にも熱反射の力を使えばよい。火床に板を敷くと、思いのほか早く板の面積分に火が回ります。それはまるでブースターバーナーの様に働き、立ち上がりを早くするのです。
それに私の焚き付け量は案外少ない、多ければ燃焼初期の炉内空気量と燃焼状態にも関係するけれど、比較的少ない焚き付けで立ち上がりが早ければ、煙や臭いの発生量や発生時間問題は相当解消されるし、ベースの板はやがて熾火となって追加薪の着火も早い。
私のストーブはエアータイト型で巷では煙が逆流する話も聞くが、着火時に少し扉を開けて着火を促す様な取り扱いも無用。着火剤に火がつけば空気レバーは全開にして最初から扉は閉めてしまう。おかげで部屋に煙が逆流することもない。
興味ある方は一度試していただきたい。

すごいぞ細薪 春彼岸、関西は昨日まで戻り寒波、明日からは相当暖かくなる予報。ここ最近は、コロ薪を焚いていた、これは良く燃えた。整理を兼ねて、今度は細薪を焚く。細い薪は直ぐ燃え尽きるイメージがあるが、決してそんなことはない。点火が楽で早く温度...
20/03/2025

すごいぞ細薪
 春彼岸、関西は昨日まで戻り寒波、明日からは相当暖かくなる予報。
ここ最近は、コロ薪を焚いていた、これは良く燃えた。整理を兼ねて、今度は細薪を焚く。
細い薪は直ぐ燃え尽きるイメージがあるが、決してそんなことはない。点火が楽で早く温度が上がる。そして最高に良いのは熾火がしっかり残り高温になる。
大きな薪は乾燥に時間が掛かる、着火に沢山の補助薪がいる。火力調整がやりにくい(適量がやりにくい)。
細薪はどうだろうか、乾燥が早くどれもよく乾く。今回は良く乾いた広葉樹薪、まるで備長炭の様に熾火が残り火力がすさまじい。何より適時・適温・適量コントロールが楽だ。
恐るべし乾燥細薪。

人工乾燥薪 人工乾燥薪の大割りを戴いたので私の薪と比較してみた。人工乾燥の条件は全く分からない、今試作中らしい。サクラ表面6%内部26%、ナラ表面8%内部36%、私のケヤキハウス二年乾燥表面17%内部20%。どんなエネルギーの使い方かは判ら...
11/03/2025

人工乾燥薪
 人工乾燥薪の大割りを戴いたので私の薪と比較してみた。人工乾燥の条件は全く分からない、今試作中らしい。
サクラ表面6%内部26%、ナラ表面8%内部36%、私のケヤキハウス二年乾燥表面17%内部20%。
どんなエネルギーの使い方かは判らないが、やっぱり二年乾燥の力はあるね。
むかし京都の薪クラブが人工乾燥した新聞記事を読んだことがあるが、その後さっぱり情報はない。私が電子レンジで乾燥したときは水分が表面に出てくるので表面水分は一時的に上がった。
自然乾燥の場合、最初はひび割れが大きくなる、それは内部に水分があるのに表面から水分が抜けて収縮する。水分がどんどん抜けると内外の水分差が小さくなり、今度はひび割れも小さくなる。
たかが薪の乾燥ですが、奥が深いね~~。

この記事は私の2023.1.30の記事を再掲載です。乾いた薪がどれほど重要か!。含水率の普及は今も大きな課題です。---------------------------------------------------------------...
30/01/2025

この記事は私の2023.1.30の記事を再掲載です。
乾いた薪がどれほど重要か!。含水率の普及は今も大きな課題です。
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薪の乾燥と平衡含水率
薪ストーブや薪、どこのサイトを開いても薪の乾燥はおおむね15~20%が推奨と書いてある。でもどこのサイトにも何故その水分率なのか解説しているところはありません。
さて、なぜ15~20パーセントなのでしょう。
20~30年くらい前(日本の薪ストーブ草創期)、ストーブを焚くことに慣れていないことからメーカーにもユーザーにもたくさんの課題がありました。
灰取り口を開放してゴウゴウと燃やし極端に温度を上げる、何でもかんでも燃やしてストーブを傷める。施工が悪く住宅の低温炭化で火災となる。薪をわざわざ湿らせて燃やす、などなど。今から考えるとまさにびっくりポンの連続。
その後多くの努力があり今のストーブは安全に使えるようになりましたが、ストーブユーザーの薪の乾燥・保管は当時から大きな課題として残っています。
昔から木は呼吸すると言います、木がその地方の環境になじみ「もうこれ以上は乾かない」と言う状態になることを平衡含水率と言いますが、薪の推奨含水率15~20%がこれに当たります。
したがって15~20%とは日本各地のストーブユーザーの平衡含水率を最大公約数で表していると言えます。当然地方差・地域差や季節差があり、寒い地方や雪の多い地方では含水率は高くなるかもしれません、春や梅雨時期、夏や冬でも大きく違います。また個人もそれぞれで日が当たり屋根の下で保管するのと雨ざらしで保管するのでも大きく違ってきます。
夏から秋に良く乾いていた薪が、冬が深まるにつれて何か違う感じがする、なんて経験の方もあるでしょう。
条件を整えて乾燥すれば十分に一年で使える薪ができますが、なかなか最適条件を整えることはむつかしいものです。私はこうした条件を最大限踏まえ誰でも使える薪を得るにはおおよそ二夏、二年薪を薦め実践しています。でもまだまだ改善の毎日。

カーボンニュートラルを考える薪ストーブの世界ではカーボンニュートラルと言う考えがある。(薪を燃やして出るCO2と腐食して出るCO2は同じである)これは個人だけでなく、世界中がその考え方ではあるが、欧州では最近ちょっと待てよと言う考えも出てき...
26/01/2025

カーボンニュートラルを考える
薪ストーブの世界ではカーボンニュートラルと言う考えがある。(薪を燃やして出るCO2と腐食して出るCO2は同じである)これは個人だけでなく、世界中がその考え方ではあるが、欧州では最近ちょっと待てよと言う考えも出てきたようだ。薪の使用にも上限を作ろうと言う考え。やはり地球規模で考えれば大事なこと。しかし日本の薪使用率は全エネル
ギーの1.5%、ドイツの100分の1。でも大事だ。
この議論の発端は温暖化で森林状態が変わって来たことと世界中で起こる山火事と密林開発もある。それに無駄な焚き方、上手くない薪ストーブの扱い。
 そういえば最近国内でも薪ストーブに対する世間の声は中々厳しいものが出てきた。特に煙と臭いだが、これは業界も強力に取り組んでいる、しかし巷の薪焚き人は野放し状態で唯我独尊もある、ここが問題なのだ。
業界でャンペーン打つくらいの考えも必要だが産業としての規模が小さすぎる。
急先鋒はバイオマスエネルギーは効率が悪いとか、カーボンニュートラルには時間軸が欠落しているとか過激だ。選挙同様SNSの力を侮ってはいけないと思いつつ、空虚な論議はしたくない。
それにそんなことは百も承知、そのうえで普及活動が大事だと捉えて書いているのだ。
それにCO2を森林吸収率だけで論じてはいけない、実は森林吸収率より海洋吸収率の方が大きいこと、世界で起こる山火事と化石燃料が炭素固定を崩していることを考えないといけない。
人類81億人が薪を焚くわけでもなく、太陽の暖かさに匹敵するのは火だという事。石油ヒーターやエアコンやパネルヒーターや床暖房にはないものがあるという事、電気コンセントの元も知っていただきたい。
そのうえでやみくもに薪ストーブ礼賛はしない、いろいろな暖房があっていいと思っている。
それに良く乾いた薪を燃やすことがいかに大事かも知っていただきたい。

この記事は2016年1月14日 の私の記事です、ご参考になれば。これで一気に薪品質が上がりました。--------------------------------------------------------------------薪ハウ...
13/01/2025

この記事は2016年1月14日 の私の記事です、ご参考になれば。
これで一気に薪品質が上がりました。
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薪ハウスの床くみ
朝からマダムが務めていた会社のパレットを戴きました。隙間なくピチッと板が張ってありますから防水の役目もします。なおかつシートを敷いて防水と防草効果を出します。高床式の防水・防草仕様です。
もう何回もしていますから段取良く施工が早い。今日はここまで。

この記事は、昨年の今日、考えたものです。あえて再掲。----------------------------------------------------------------燃焼助剤を考える 木質バイオマス、特に薪を焚く場合水分率は少...
03/01/2025

この記事は、昨年の今日、考えたものです。あえて再掲。
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燃焼助剤を考える
 木質バイオマス、特に薪を焚く場合水分率は少なければ少ないほうが良い。こんな話を聞いたことがあるし私もそのように考えていた。
しかし現実的に水分ゼロはあり得ない、通常は10~20パーセントくらいは存在する。
ではこの水分率は水分ゼロに比べればダメなのか、無駄なのか?私の中には少し疑問がよぎる。
 根拠は簡単な話、現役時代ガラス粉末を作ってきたが、その場合粉砕促進に助剤を使う。助剤も色々あるが最終的には水が良かった。すなわちミルに原料と助剤の水を投入すると粉砕は促進される。原理は破砕面に水分子が結合して粒子分離が促進される。
 燃焼で私の考えるイメージは、水分がなければ(ゼロなら)組成内の水素や酸素が燃焼初期には揮発成分燃焼に有効に働く、しかし組成内の水素と酸素で薪燃焼に必要な分が賄いきれるのか?ぼんやりそんな思いを抱いていた。
先日ドイツのエネルギーサイトを読んでいたら次のような記述が出てきた。

BR24:どの木材が暖房に適していて、どの木材が適していませんか?
フレッシュハット:もちろん、木材はしっかりと保管する必要があります、少なくとも2年間は乾燥させる必要があります。ただし、木材も完全に乾燥してはいけません。理想的な残留水分は約15〜18%です。これは、発熱量が最も高くなるときでもあります。

こんな記述だった。
本来水分が多いと水分気化に吸熱反応が起こる、だから水分は少ないほうが良い、水分がゼロでも成分に結合された水素と酸素がある。今までの理解はこんな感じだった。この記述はそうではなく平衡含水率付近の水分は逆に発熱量に良い影響を及ぼすと読み取れる。
さて、どちらが正しいのか?、薪と言う状態とバイオマスコークスの様な状態では明らかにエネルギー落差が違う。今回はそんな状態ではなく薪の状態なのだ。
世の中には燃料添加剤は結構ある、ガソリンや軽油も燃焼効率を向上させ一酸化炭素を減らす目的の添加剤がある。ロケットや爆薬にも助燃材があり煙草の着火にも助燃材がある。ペレットにも木炭くず混合や廃プラスチック混合ペレットが存在する。
初夢のような話だが、一定量の水分が薪によっては良い作用をするならそれに越したことはない。不均質なバイオマスと言う燃料をうまくコントロールできれば世の中変わるだろうな。

薪の事(針葉樹薪・広葉樹薪・殿様の薪) 今シーズンは針葉樹薪(ヒノキ)と広葉樹薪(樫・楢)と交互に焚いています。広葉樹は二夏乾燥、針葉樹はひと夏ですが、いずれもハウス内でしっかり乾燥しますから、どの薪も良く燃えます。太さにも差はありません、...
24/12/2024

薪の事(針葉樹薪・広葉樹薪・殿様の薪)
 今シーズンは針葉樹薪(ヒノキ)と広葉樹薪(樫・楢)と交互に焚いています。広葉樹は二夏乾燥、針葉樹はひと夏ですが、いずれもハウス内でしっかり乾燥しますから、どの薪も良く燃えます。太さにも差はありません、いずれもペットボトルからビール瓶クラス。
画像は上が広葉樹、下が針葉樹。針葉樹の場合、広葉樹細薪で熾火ができたところで入れますから、薪が浮き上がったように見えています。このようになればどの薪も同じでじっくりトロリと良く燃える。最初に熾火をしっかり作れば後は簡単。

さてヒノキの気乾比重は0.41、アラカシは0.9、楢は0.67あたりでしょうか、私のストーブでは炎の燃焼時間に樹種による時間差は比重ほどありません。ヒノキは軽く50分くらい燃えますが、アラカシの比重はヒノキの倍以上、楢は1.5倍くらいですが炎が上がり燃える時間は同じくらいだった。
このことは、おそらく木質内の空間が作用していると思います。同じ太さでも空間率(隙間が)多ければ熱伝導の作用がゆっくりになる。すなわち広葉樹の場合も炎を上げて燃える時間は針葉樹と変わらず、広葉樹は熾火が多く残って熾火状態では長く燃えて針葉樹との差が出た。

さて読者の皆さんは殿様の薪をご存じだろうか、むかしの燃料は薪と炭。殿様の薪は、煙が少なく燻りにくいので武士や金持ちが燃やしたらしい。
検索するとハンノキの事、湿地に生え成長もかなり早い。この春ハンノキを手に入れました。端材を燃やすとその通り煙が少なく感じました。本検証はこれからです。
ハンノキの気乾比重は0.53、赤松も0.53、これが面白い。松は煙と煤が多くて嫌われるが同じ重さのハンノキは好まれる。
松は高山や尾根筋に多い、すなわち松は水分が少ない場所で樹脂の形で養分を木質内に貯め込む。片やハンノキは湿地に繁茂し水分豊かでため込む必要がない。同じ植物でも生息域でずいぶん違う。
なるほど、ここを理解すれば薪に適した樹種を探すとき、一つの指標として考えられる。
ストーバーの薪への理解は、薪ストーブの取り扱いを理解することと同等以上に重要だ。薪を知れば環境にやさしく豊かなストーブライフに近づく事ができる。
その第一歩は湿った薪を使わないこと、そして太い薪を使わないこと、焚き付けを準備して早く立ち上げる事、小さな炉に沢山投入しないこと、空気を絞り過ぎないこと。

すなわち適時・適温・適量とは、適時(炎が消える前後くらいに次の薪)・適温(入れたら炉を冷やさない範囲で火力調整)・適量(炉のサイズに合わせて薪を入れすぎない)で燃やすこと。
薪ストーブは単に炎を楽しむだけでなく、オーナーが薪でストーブを操れるから面白い。

住所

Konan-shi, Shiga

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