25/02/2026
🌱教育現場で広がる「もやもや」からの気づき🌱
お茶の水女子大学付属小学校「第88回教育実際指導研究会」にて、
神谷潤先生が担当する小学5年生向けの保健体育の観覧授業で
「ジェンダーもやもや発見カード」を教材としてご活用いただきました。
神谷先生は、学校教育における性教育を考えるうえで、
まずは「子どもたち自身がジェンダーやセクシュアリティをどう捉えているのかを知ること」、
そして「自分や他者の“性”への認識に気づくこと」から始めることが大切だと考えて今回の授業を計画し、私たちをゲストに招聘してくださいました。
授業では、みんなで話し合いたいテーマをカードを眺めながら全員でひとつに絞り、なぜそれが気になったのか?を全員でサークル対話していきました。
当日子ども達が選んだテーマは「兄/姉だから - がまんが必要?」でした。
一見すると、ジェンダー・セクシュアリティと関係しない問題に見えるかもしれません。しかし子ども達の対話からは、そういった家族や兄弟姉妹の役割からも潜在的にジェンダーが背景にある問題や想いを抱えていることが浮かんできました。
カードの問いをきっかけに、子どもたちが自分の“もやもや”を言葉にする様子からは、想像以上に社会や生活から様々なことを感じ取っているんだなと改めて気付かされました。
こういった小さな積み重ねが、ジェンダー平等の思考を育んでいく——
その一歩に関われたことを、心から嬉しく思います。
今後もこのカードが、教育現場で活用いただける機会があれば、ジェンクロス・カワサキは最大限協力させていただきます。
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当日の研究会配布資料から授業内容について抜粋
「本会の参加者の方々で、性教育を実践されている方はどれだけいらっしゃるだろうか。「性教育」という言葉だけで抵抗感を覚えるような方も少ないはないのかもしれない。性の問題は「個人的でデリケートな問題」であるという意識が先行しているとも推察され、現場での実践の難しさを感じている教師もいるだろう。〜(中略)〜学校教育における性教育のあり方を考えるうえで、まずは、子どもたちがジェンダー・セクシュアリティの問題についてどのように考えているのかを知ること、そして、子どもたち自身が自分や他者における性への認識がどのようなものなのかに気づくことから始めることが肝要であると考えた。そこで、本実践では、ジェンクロス・カワサキの協力を得て、「ジェンダーもやもや発見カード」を使用させていただくことにした。
このカードは、32枚のカードで構成されており、表にはジェンダーの問題を抱える当事者の方々を中心とした様々な人々からジェンダーに関する「もやもや」を集めたものを言葉にしたテーマが記されており、裏には、そのテーマに関する説明が示されている。例えば、「『もう男女平等」それってほんと?」「男なら泣くな』泣いてもよくない?」というものがある。参加者はこのカードの中から自身が関心をもったカードを選び、そのカードを読み上げた後、 自分自身の「もやもや」の経験を語り、他者とその「もやもや」をきっかけに対話する。この対話を通して、自分自身の「もやもや」に気づき、さらにジェンダーについて考える機会となっていく。〜(中略)〜議論の方向性は、当日になってみないとわからない。だからこそ、子どもたちが関係の中でどのような議論を展開していくのか、楽しく見守ろうと考えている。(文責:お茶の水大学附属小学校 神谷潤 教諭)」
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今後もジェンクロス・カワサキは地域からジェンダー平等を推進する対話イベント・ワークショップの開催や講演活動をおこなっていきます!
一緒に活動や制作に加わりたい!という川崎市内の方、是非メンバーになりませんか?現在20代から50代までのメンバー10名が所属し、自分のできることや楽しめることを中心に活動しています。
一緒にジェンダーに関するもやもやについて楽しく学びを深めましょう!
メンバー加入に興味のある方は [email protected] まで。
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