01/04/2026
【会長挨拶(第9回例会 4月1日)
第9回の例会にご参加いただき、誠にありがとうございます。いよいよ4月に入りました。本日は例会見学やメーキャップでのご参加者が大変多く、クラブとしてこれほど嬉しいことはありません。
~中略~
【今日のおすすめの1冊】
さて、この「国境を越えた繋がり」というお話から、恒例の「会長のおすすめの1冊」のご紹介に移りたいと思います。
今回は、あの国民的ヒーローの生みの親、やなせたかし氏の著書『何のために生まれてきたの? 希望のありか』(PHP研究所)です。
やなせ氏は自身の凄惨な戦争体験から、「困っている人、飢えている人に食べ物を差し出す行為は立場や国に関係なく、『正しいこと』、そして、自分がまったく傷つかないままで、正義を行うことは難しい」と語っています。
自分の顔を分け与えてひもじい人を助けるアンパンマンの姿は、痛みを伴ってでも他者を助けるという、自己犠牲の究極の形です。これは本当に尊く、すごい覚悟だと思います。
私のようなごく一部の、ロータリー大好きで気合の入った人間は、「犠牲はつきものだ」とついつい身を削って突き進んでしまうところがあるのですが、クラブの歩みという「長期的な視野」に立ったとき、少し違うアプローチも必要だと考えています。
もし全員が、アンパンマンのように自分の顔をちぎり続けていたら、いつか疲弊して倒れてしまいますよね。私たちが目指すべきは、一時的な熱狂ではなく「持続可能な支援」です。
アンパンマンのように直接身を削るのではなく、例えば、自分の隣に「支援のバケツ」を置いてみてください。
そのバケツの中に、皆さんが日々の生活の中で生み出した「少しの空き時間」や「提供できるモノ・スキル・知恵」を貯めておく。
そして、支援が必要な場所があれば、そのバケツの中から無理のない範囲で分け与えていく。
これなら、自分自身や自社の経営を豊かに保ちながら、長く確実に奉仕を続けることができます。
やなせ氏の熱い「奉仕の心」を根本に持ちつつも、私たち福岡エアポートRCのメンバーは、それぞれの「持続可能なバケツ」を持ち寄り、地域や世界のために根気よく活動を続けていきましょう。
「なんのために生まれて なにをして生きるのか」。読むだけで前向きなエネルギーが湧いてくる一冊です。ぜひお手に取ってみてください。
結びになりますが、「アンパンマンのマーチ」の一節を再度ご紹介して締めたいと思います。
何のために生まれて 何をして生きるのか
わからないまま終わる そんなのは嫌だ
本日も実りある有意義な例会にしてまいりましょう。
よろしくお願いいたします。