24/03/2026
《2025年みんなの尼崎大学 生活科学部 メイン講座 第4回を開催しました✨》
〜食の未来を考える〜
「フードテック」について知ろう
講師は
「消費生活アドバイザー 」古山みゆきセンセイ
フードテック(Food Tech)とは、「Food(フード)」と「Technology(テクノロジー)」を組み合わせた造語で、AI、バイオ技術などの最先端技術を活用し、食料問題の解決や新たな食の可能性(代替肉、効率的な生産、など)を追求する技術・ビジネス分野のこと。環境負荷低減、SDGsの達成、労働力不足解消、健康増進などを目指し、市場規模は拡大しているとのことです。
〔主なフードテック〕
・代替タンパク質: 大豆ミートなどの「植物性代替肉」、細胞を培養して作る「培養肉」、昆虫食など。
・農業生産: ドローンやAIを活用した精密農業、養殖。
・外食サービス:デジタル化による効率化
・製造加工: AIによる品質管理。
興味深くお聞きしたのが、「タンパク質危機(プロテイン・クライシス)」の懸念です。世界的な人口増加や食生活の向上(肉食化)により、2025年〜2030年頃からタンパク質の需要が供給を上回り、食肉や魚介類が不足する食料問題です。
なんと、牛肉1㎏生産のためには穀物11㎏必要であり、生産効率の改善や人材不足、環境への負荷などからもお肉の増産は簡単ではないのです。
さて、私たちはどうしたらよいのでしょうか、新しい商品(食品)は、どうしても敬遠してしまいがちですが、センセイより、今は、消費者が科学的に正しい知識を持ち、大きな責任を果たす時代であり
・ 表示をよく見て買い物するようにしましょう
・ 学習しましょう(科学的な考え方を正しくインプット→自分の考え方)
・ 発言しましょう 家族・知人→地域コミュニティー→(生協)→行政機関)
安全・安心を高めるために
・いろいろなものを食べましょう(栄養のバランスとリスク分散)
・食事は楽しく食べましょう(こころの安定)
・信頼できるところでお買い物しましょう(安全+信頼→安心)
とお言葉をいただきました!
👩🎓今年度最終回ということで、参加者の皆さんの感想を伺いました。
○サイエンスカフェ方式で、いつでも質問できる雰囲気の中での学びが良かった。
○今日は自分の故郷の話が出てきてよかった。次の同窓会で話のネタにしようと思う。
○初めて参加したが、わかりやすく楽しかった。
○3回参加できた。いろいろな情報が錯綜する中、古山センセイのお話を伺っていると(正しい情報を見極めながらも)大らかに考えていってよいのかもと思えた。
○古山センセイのお話はとてもわかりやすい。
○当初、全く逆の感覚を持っていたが、毎回通して教えていただいた
1.天然・自然のものだから「安全」だとは限りません
2.安全か安全でないかは「量」で決まります
3.「安全」と「安心」は区別して考えましょう
という感覚が自分の中にしっかり入った。
※次年度の講座については、じっくり企画してまたお知らせしたいと思っています。
1年間、ご参加ありがとうございました🌱
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